2018年春にウィーンへ行きました。行きはパリ経由でしたが、帰りはブリュッセル(ベルギー)を経由します。今回利用するブリュッセル航空は、ルフトハンザグループの航空会社です。スターアライアンスゴールド資格者であれば搭乗時にウィーン空港でオーストリア航空のラウンジが利用できます。
フライトの所要時間は1時間40分で、福岡から東京までと同程度。飲み物や食べ物はLCCのように有料になっています。同じスターアライアンス系列で欧州短距離国際線を運航するオーストリア航空やルフトハンザ航空でもお菓子と飲み物くらいは出てくるので、サービス面ではちょっと残念。
ブリュッセル航空の簡単な紹介
ブリュッセル航空(SN)はブリュッセル国際空港を拠点とするベルギーの航空会社。前身は国営サベナベルギー航空です。現在はルフトハンザ航空の傘下にあります。ブリュッセルとヨーロッパ各地、アメリカ、アフリカを結ぶ路線が主で、日本を含む東アジアには就航していません。航空連合はANAと同じスターアライアンスですので、登録すれば搭乗でANAのマイルを積算可能ですし、ANAマイルで特典航空券を利用できます。
ホームページはこちら。
https://www.brusselsairlines.com/be/en/homepage
SN2902便(ウィーン→ブリュッセル)搭乗記
搭乗便基本情報
- 運航会社: ブリュッセル航空(SN)
- 便名: SN2902
- 出発: ウィーン(VIE) 9:25
- 到着: ブリュッセル(BRU) 11:05
- 所要時間: 1時間40分
- 区間基本マイル: 574マイル
- 機材: A319-100(エアバス)
- 搭乗時期: 2018年春
- 搭乗クラス: エコノミー
ウィーン空港オーストリア航空ラウンジ
オーストリア航空のラウンジはシェンゲン協定内用(パスポートチェック前)と、シェンゲン協定外用(パスポートチェック後)があります。ブリュッセル(ベルギー)はシェンゲン協定内のため、パスポートチェックはありません。今回はシェンゲン協定内用のラウンジを利用します。ラウンジはスターアライアンスゴールド資格所有者であれば利用できます。やや奥まった場所にありますが、わかりやすく案内が出ているので、迷うことはないと思います。
おいしそうなパンが並んでいます。
こちらにはディニッシュパン。
果物類、その裏に隠れていますがちょっとしたおかずがあります。飲み物類やお菓子も充実しています。
フライトが午前中の早い時間だったので、ここで朝食にしました。パンと焼きトマト、スクランブルエッグ、チーズとジャムです。飲み物はオレンジジュース。
飛行機が見える大きな窓もあり、開放的です。
ゲートから搭乗→沖止めでした
搭乗時間になりましたので、ゲートに移動します。ゲートから入りますが、直接機内に入るのではなく、階段を下りてバスで移動します。
私自身はこういった沖止めは近くで飛行機が見れるので好きです。オーストリア航空のプロペラ機(ボンバルディアDHC8-Q400型機)。
こちらは日本ではまず見ない、ブリティッシュエアロスペースのBAe-146(RJ85)です。定員100人程度の小型機ですが、低騒音と短い滑走路での離陸を可能にするためにあえてエンジンを4つつけています。
そうこうしているうちに搭乗機につきました。機材はエアバスA319-100型機です。日本でジェットスターやピーチがよく運行しているA320型機を少し小さくしたタイプです。
機内・サービスはLCC並み
機内はこんな感じ。3-3配置、シートモニターなし。
シートはエコノミークラスのみでビジネスクラスの設定はありません。
ウィーン空港を眼下に離陸します。窓が汚れているので少しかすんでいます。
飲み物や食べ物といった機内サービスは、LCCのように有料です。同じスターアライアンス系列のルフトハンザ航空やオーストリア航空では飲み物とお菓子くらいは出るので、ちょっと損した気分です。まあ短距離なので大して気にはなりませんが。
フライトは順調で特にトラブルもなく、ほぼ定刻でブリュッセル空港に着きました。
まとめ(感想)
ブリュッセル航空SN2902便でウィーンからブリュッセルへ行きました。1時間40分のフライトです。ウィーン空港のラウンジは、オーストリア航空の本拠地だけあってシェンゲン協定内の近距離路線用であるにもかかわらず充実していました。フライト中は、お菓子や飲み物といった機内サービスはなく、同じスターアライアンス系のルフトハンザやオーストリア航空と比較するとサービス面で残念です。同じルフトハンザグループのはずなのにこの違いはなぜでしょう?以上、SN2902便のレビューでした。