香港から深夜便で帰国。NH822(香港→羽田)エコノミークラス搭乗記

 2019年夏に香港・マカオに旅行しました。香港からの帰国にはANAのNH822便羽田行をエコノミークラスで利用しました。この便は香港を深夜に出発し、羽田に早朝到着します。日中は香港市内で観光し、夕食まで食べてから空港に行っても間に合います。所要時間が4時間程度なので、機内で寝れる時間は短いです。機内食は到着前の朝食のみです。座席はエコノミークラス最前列窓際のバルクヘッド席を選びました。バルクヘッド席は前にパーティションや壁がある席で、椅子がない分座席前の空間が広いです。人によって好みが分かれますが、個人的には好きな座席です。

NH822便(香港→羽田)エコノミークラス搭乗記

搭乗便基本情報

  • 運航会社:ANA(NH)
  • 便名: NH822
  • 出発: 香港(HKG) 0:50
  • 到着: 羽田(HND) 5:55
  • 所要時間: 4時間5分
  • 区間基本マイル: 1823マイル
  • 機材: B767-300ER(ボーイング)
  • 搭乗クラス: エコノミー
  • 搭乗時期: 2019年夏

行きと全く同じ機材

f:id:harikov:20191109201903j:plain

 今回搭乗するNH822便は香港0時50分発です。ANAを含むいくつかの航空会社を利用する場合で、香港中心部から香港空港までエアポートエクスプレス(機場快線)を利用する場合、香港中心部の中環駅でインタウンチェックインが可能です。今回はこれを使って荷物を預けてから香港を観光していました。インタウンチェックインの詳細はこちら。

worldwideharikov.hatenablog.com

f:id:harikov:20191105211607p:plain

ANAホームページ、機種・シートマップ(https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/departure/inflight/seatmap/detail/b767_300er.html)より

 今回の機材はボーイング社のB767-300ER(202席仕様)。香港まで利用したNH809便と同じ機種です。エコノミークラスの座席配置が2-3-2で、窓側が2列になっており、窓側席でも比較的通路に出やすいので個人的には好きな機種です。香港までの搭乗記はこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

f:id:harikov:20191109201936j:plain

こちらが今回の飛行機。実は香港まで搭乗した機材と全く同じでした。

 指定ラウンジはシンガポール航空のシルバークリスラウンジです。ビジネスクラスを利用するか、スターアライアンスゴールド資格保持でエコノミークラスを利用する場合に使えます。詳細はこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

窓際バルクヘッド席

f:id:harikov:20191109202021j:plain

 香港まで来るときは最後尾の座席を選択しましたが、今回はエコノミークラス最前列のバルクヘッド席を選択しました。バルクヘッド席は座席前方が壁やパーティションになっている席です。この席の良い点は、

・前に座席がないので圧迫感が少ない
・窓側席でも通路側へアクセスしやすい
・前の人がリクライニングしてくる心配がない
ことが挙げられます。

f:id:harikov:20191109202111j:plain

足元はこれくらいのスペースがあり、座席がある場合と比較して本来座席がある部分に何もないので広々しています。

f:id:harikov:20191105212709j:plain

行きのNH809便のときの足元はこんな感じでしたので、今回のほうが座席前のスペースがかなり広いです。

f:id:harikov:20191109202914j:plain

横から撮るとこんな感じ。

f:id:harikov:20191105212228j:plain

行きと比較すると広さがよくわかります。

f:id:harikov:20191109202947j:plain

ちなみに中央側はこんな感じ。こちらも十分広いです。

利点もある一方で、
・前に座席がないので、離着陸時に荷物を置けない
・離着陸時はモニターが使えない
・フットレストがない
といった欠点もあります。このあたりの兼ね合いで好き嫌いは分かれますが、個人的には好きな座席です。

f:id:harikov:20191109203023j:plain

 同じANAのバルクヘッド席でも、座席回りの細かい点は機種によって異なります。今回利用したB767-300ER型機はテーブル、モニターともにひじ掛けから出します。一方、B787だとモニターはひじ掛け下部から出します。B787のバルクヘッド席に搭乗した際のレビューはこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

f:id:harikov:20191109203057j:plain

電源やUSB端子、イヤホンジャック、シートモニター用リモコンはひじ掛けの下にあります。

f:id:harikov:20191109203858j:plain

ちなみにANAのB767-300ER214席仕様機は、非常口座席(18列)もバルクヘッド席になっています。窓際席は非常口がある関係でひじ掛けが途中までしかないので注意です。

離陸後のサービスはなし

f:id:harikov:20191109205946j:plain

夜景を眺めつつ、深夜の香港を離陸します。

f:id:harikov:20191109210016j:plain

離陸後は飲み物のサービスもなく、電気も暗いままです。羽田までの所要時間は4時間ほどしかないので、少しでも長く寝るためにはこのほうが助かります。実際に私もすぐに寝ました。アイマスクがあると思っている以上に寝やすいです。いつも使わない人もぜひ試してみてください。

<スポンサーリンク>

到着前に朝食が出るが・・・

f:id:harikov:20191109210120j:plain

 到着1時間半前に朝食が出ます。洋食(白身魚のソテー)にしました。洋食でもうどんが付いてきます。日本時間では朝4時ごろなので、食べない人も多いようです。実際に私の列は私以外全員機内食を食べずに寝ていました。

f:id:harikov:20191109210213j:plain

 夜が明けはじめています。間もなく羽田へ着陸です。羽田空港到着後は自動化ゲートを利用したので、降機から15分ほどで手荷物受取まで来ました。この後帰宅して少し休憩してから仕事へ向かいました。

スポンサーリンク

 

まとめ(感想)

 香港を深夜に出発し、羽田に早朝に到着するNH822便をエコノミークラスで利用しました。香港を深夜発ですので、出発する日は夜まで市内を観光することができます。インタウンチェックインを利用すれば身軽に観光できます。一方、所要時間が短いので機内ではあまり眠れません。着席から到着まで機内食をパスしても4時間もないので、ゆっくり寝るにはつらいです。羽田には朝6時到着ですので、そのまま仕事も可能ですが、結構しんどいので覚悟しましょう。以上、NH822便の搭乗記でした。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク