マカオの老舗カジノホテル:ホテルリスボアの紹介

 2019年夏にマカオを旅行しました。この時に、せっかくなのでカジノホテルに泊まってみよう、ということになり、マカオの老舗カジノホテルであり、マカオの代表的なホテルである、ホテルリスボアに宿泊してみました。

ホテルリスボア概要

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 ホテルリスボア(葡京酒店)は1970年に創業したマカオの老舗カジノホテルです。古くからマカオを代表するホテルとして知られています。改装されているので、創業年数の割にきれいです。客室数は1000近くあります。道を挟んだ向かい側には2006年に別館「グランドリスボア」がオープンしています。マカオの中心に位置しており、目の前にあるマカオバスターミナルからはマカオのほとんどの場所へバス一本で移動できます。ホテル内にあるリスボアカジノはバックパッカーのバイブルとして知られる「深夜特急」の第一便(第一巻)に出てくるカジノとして知られています。

客室

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 今回は友人と二人でスーペリアルームに宿泊しました。部屋はこんな感じ。派手な外観とは裏腹に、高級感のある落ち着いた雰囲気の部屋です。

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室内から部屋の入口側を撮るとこんな感じ。扉の左側にクロークが、右側の鏡の隣にバスルームがあります。

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大きな薄型テレビがついています。NHKも映りました。奥の棚にはコーヒーセットもあります。机の下側の扉の中に冷蔵庫があります。

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冷蔵庫の中身は無料で飲めます。毎日補充してくれます。

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窓の外にはグランドリスボアが見えます。とても目立つ形をしているので、街歩きの際の目印になります。

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洗面所はこんな感じ。

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洗面台の向かい側にシャワーがあります。ジャグジーを利用できるのですが、使い勝手は微妙でした。

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アメニティはリスボアオリジナルのものがそろっています。

ホテル内の設備

 ホテル内にはカジノの他、売店、服屋、両替屋などもあります。宿泊客でなくても利用可能ですので、見学してみても良いかもしれません。建物内部が迷路のような複雑な構造をしている点には注意が必要です。

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ホテルを正面入り口側から撮るとこんな感じです。撮影者の裏側にマカオバスターミナルがあります。ここから路線バスでマカオ内の大抵の場所に行けます。詳細はこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

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正面エントランスはこんな感じ。あんまりこういう立派なホテルに泊まったことはないので、ちょっと気後れしてしまいました。

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エントランスはこんな感じになっています。とてもゴージャスな雰囲気です。

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建物内のあちこちにいろいろな美術品の展示スペースもあります。

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隣のグランドリスボア内にはミシュランで3つ星を獲得したレストランも入っています。カジノで勝ったら行こうかと思いましたが、トータルで±0くらいだったので行きませんでした。

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両替屋もあります。レートは普通でした。

カジノ

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 リスボアホテルはカジノホテルです。ホテル内にカジノがあります。「深夜特急」で主人公が入ったカジノがまさにこのカジノです。地下には実際に円形のホールがあります。このほかにもホテル内のあちこちにカジノがあります。大きな荷物を持って入ろうとすると止められますので、荷物は最小限(ハンドバック程度)にして行くと良いです。特にドレスコードはなく、普通の恰好であれば問題ないです。カジノ内の通貨は香港ドルな点には注意が必要です。

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カジノ内部は写真撮影禁止なので、入口だけ。娯楽場というのがカジノです。写真の水晶宮以外にも何カ所かありました。テーブルゲームは大小やバカラが中心で、時々ブラックジャックの台もありました。そのほか、スロットマシンやディーラーのいない機械式のルーレットもありました。機械式ルーレットは少額(1ゲーム20香港ドル程度)から賭けることができるので、雰囲気を味わいたい人にはおススメです。なお、カジノ自体は隣のグランドリスボアのほうが大規模で様々な種類のゲームが遊べます。

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カジノ関係の展示をしているスペースもありました。こちらでは実際に使われていたカジノの台などを見学できます。

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昔のカジノ用品も展示されていました。

シャトルバス

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マカオ外港フェリーターミナルとの間で無料のシャトルバスを運行しています。運航は8時30分から22時30分までおよそ20分間隔です。ホテルリスボアの西側から出発しますが、見つけられませんでした。

 隣のグランドリスボアからはマカオ外港フェリーターミナル以外にもマカオ国際空港やタイパフェリーターミナルなどへのシャトルバスも利用可能です。

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バスはこんな感じの緑のバスです。

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グランドリスボアからシャトルバスに乗る場合、バス乗り場はホテルの西側にあります。乗るためにはチケットが必要になります。このチケットはグランドリスボアのカジノで無料でもらうことができます。

客室の種類と部屋の料金

 部屋はスタンダード、スーペリア、デラックス、ロイヤル、ファミリー、スイート、といろいろあります。今回紹介したのはスーペリアルームです。スタンダードやスーペリアだと、土曜日以外は大体2名1室で12000円程度、土曜日のみ値段が高く18000円程度します。5つ星ホテルであることと立地の良さを考えるとかなりコストパフォーマンスが良いと思います。例えば、隣にあるカジノホテル「ウィンマカオ」やコタイ地区の「ベネチアンマカオ」などだと、安くても1泊2名で3万円程度します。

(広告)エクスペディア:ホテルリスボア

  今回はエクスペディアから予約し、土曜日を含む3泊(2名1室)で5万円程度でした。喫煙可しか選択肢にありませんでしたが、メッセージで禁煙の部屋にしてほしいと事前に連絡すると、変更してくれました。

まとめ

 マカオに昔からあるカジノホテル、ホテルリスボアに宿泊しました。客室の内装は落ち着いており、とても快適に滞在できました。外資系のカジノホテルと比べると比較的安値で宿泊できます。おまけに立地もよく観光しやすいです。カジノやホテル内のレストランは宿泊していなくても利用できますので、観光ルートに組み込んで見学しても面白いと思います。以上、ホテルリスボアのレビューでした。

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