人が少なくて快適な後方席。NH886(クアラルンプール→羽田)エコノミークラス搭乗記

 2019年末に土日で完結する弾丸旅行をやってみました。金曜深夜に羽田を出発、土曜日早朝にクアラルンプールに到着、土曜日は1泊して日曜日午後の便で羽田へ戻ります。この記事は旅行の帰りに利用したANAのNH886便の搭乗記です。クアラルンプールを午後に出発、羽田に夜到着します。エコノミークラスの後方通路側席を利用しました。トイレの隣でしたが扉が座席側になかったためあまり気になりませんでした。むしろ、隣の列が座席でない分人が少なく快適でした。

NH886便(クアラルンプール→羽田)搭乗記

搭乗便基本情報

  • 便名: NH886
  • 出発: クアラルンプール(KUL) 14:15
  • 到着: 羽田(HND) 22:05
  • 所要時間: 6時間50分
  • 区間基本マイル: 3338マイル
  • 機材: B787-9(ボーイング)
  • 搭乗クラス: エコノミー
  • 搭乗時期: 2019年末

チェックインカウンターは3時間前から

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 ANA便のチェックインカウンターはクアラルンプール国際空港(KLIA)のFカウンターで出発3時間前からです。Fカウンターは出発エリアの中央付近にあります。羽田や成田、シンガポールに慣れていると、早めに空港に来すぎて荷物が預けられないという事態になるので注意が必要です。

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クアラルンプール国際空港は自動チェックイン機もあります。オンラインチェックインにも対応していますので、荷物がなければ早めに来ても問題なく出国できるはずです。

出国と荷物検査

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 出国審査は空いているように見えて意外と時間がかかります。いつもは30分程度で通過しています。クアラルンプール国際空港は搭乗口で荷物検査をするので、余裕をもって出国したほうが無難です。

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 出国審査を抜けると簡単な荷物検査があります。ここでは手荷物のカバンをX線検査の機械に通して終わりです。金属検知のゲートもありますが、みんな財布や携帯を入れたまま通り抜けています。音が鳴っても止められません。ここで何を調べているのか不明です。

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ちゃんとした荷物検査は搭乗口の前にあります。搭乗口へは余裕をもって行ったほうが良いです。出国エリアで液体類を購入すると、ここで没収されるので注意が必要です。

ラウンジ

 ANA便の指定ラウンジはマレーシア航空のゴールデンラウンジです。ビジネスクラスに搭乗する場合、スターアライアンスゴールド資格を保持して搭乗する場合に利用可能です。出発3時間前からしか利用できない点には注意が必要です。ラウンジの紹介はこちら。

worldwideharikov.hatenablog.com

マレーシア航空の本拠地ラウンジだけあって、設備やサービスはとても良いです。

エコノミークラス後方座席

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 今回の搭乗機、B787-9です。客室乗務員の方は行きと同じでした。行きの搭乗記はこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

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ANAホームページ、機種・シートマップ(https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/departure/inflight/seatmap/detail/b787_9.html)より

ANAのB787-9には二種類の座席配置がありますが、今回はエコノミークラスの座席数が多い中距離路線仕様(246席)です。

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エコノミークラス後方の真ん中列通路側席(40D)を指定しました。最後尾から3列目、トイレがすぐそばなのでトイレが近い人でも安心です。

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トイレの出入り口は機体後方側にあるので、座席周辺でトイレ待ちの人がいるわけでもなく、トイレの音が気になることもありませんでした。

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今回利用した座席周辺を後ろから撮るとこんな感じ(別の時に撮ったもの)。エコノミークラス最後尾は中央列だけ座席があります。人口密度がやや低くなるので他の席よりも落ち着けるように感じました。ANAの機材のうち、このように中央列だけ後ろまで座席があるのはB787-9の246席仕様だけです。

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足元はこんな感じ。フットレスト付き。ポケットは3種類あります。

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モニターは9インチのタッチパネル液晶モニターです。世界的には十分なサイズとクオリティだと思うのですが、最近国内線で導入されているモニターにサイズで負けていたりします。国内線モニター付き機材に乗ってみた際の搭乗記はこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

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テーブルは二段階に折りたためます。こちらは全部開いた状態。コップを入れる穴があります。

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半分に折りたたんだ状態。入国書類くらいならこの状態でも書けます。こちらもコップを置くためのくぼみがありますが、少し心もとない。

遅めの機内食

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この便は現地時間14時ごろ出発のため、離陸後すぐに機内食だと中途半端な時間になってしまいます。機内食を少し早めの夕食という立ち位置にするためか、いつも機内食が遅めに出てきます。特に揺れたわけでもないですが、離陸後1時間30分ほどしてようやくおつまみが出てきました。

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そして10分後、なぜかもう一度おつまみが出てきました。今度はハラール対応です。

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それから1時間30分後、出発から約3時間後、ようやく機内食が出てきました。後方席だから遅いというわけではなく、やはり意図的に遅めに機内食を出しているようです。日本時間だと19時前なので、ちょうど晩御飯になります。

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デザートのアイスです。前方席とは違って、後方席だとかなり早いタイミングで出てきます。反対側の通路側席の人は食事の前にアイスが来ていました。

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食事が出てきてから30分程度で機内は暗くなり始めました。

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到着1時間30分ほど前、最初の機内食からおよそ2時間後に軽食が出てきます。クロワッサンサンドイッチです。

羽田で沖止め

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羽田に到着。羽田で沖止めってわりと珍しい気がします。NH886便は2回利用しましたが、2回とも沖止めでした。沖止めの場合、エコノミークラス後方席は最後のバスで移動することになるので、降機までかなり時間がかかります。

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まとめ(感想)

 クアラルンプールから羽田まで、NH886便のエコノミークラスを利用しました。座席はエコノミークラスの最後部を指定しました。機内食が遅かったり、到着後飛行機から降りるのが遅くなったりはしますが、人が少なめで落ち着いており、思っていたよりも快適に過ごせました。クアラルンプール程度の距離であれば、トイレに人が沢山並ぶということも少ないです。後方席は座席指定料金もかかりませんので、機会があれば試してみてください。以上、NH886便の搭乗記でした。

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