2020年初めごろにシンガポールを訪問しました。このときの帰国はクアラルンプールを経由する旅程で、シンガポールからクアラルンプールまでシルクエア―のMI324便を利用しました。シルクエア―はシンガポール航空の子会社です。1時間程度のフライトですが、新聞の配布やコーヒーをカップに入れて提供する等、想像以上にサービスが良く、親会社のシンガポール航空とも遜色ないレベルに思えました。
シルクエア―の簡単な紹介
シルクエア―(MI)はシンガポールを拠点とする航空会社で、シンガポール航空の子会社です。大型機で長距離路線を運航しているシンガポール航空とは異なり、シルクエア―は小型機で短距離路線を運航しています。日本にもシンガポール―広島線で就航しています(新型コロナウイルス感染症の影響で運休中)。マイレージプログラムはシンガポール航空と同じクリスフライヤーです。シンガポール航空の子会社ですが、スターアライアンスには加盟していません。将来的にシンガポール航空と統合される予定で、新型コロナウイルス感染症の影響がなければ2020年から座席をシンガポール航空仕様にアップグレードする予定となっています。ホームページはすでにシンガポール航空のものに統合されています。
MI324便(シンガポール→クアラルンプール)搭乗記
搭乗便基本情報
- 運航会社: シルクエア―(MI)
- 便名: MI324
- 出発: シンガポール(SIN) 9:20
- 到着: クアラルンプール(KUL) 10:20
- 所要時間: 1時間
- 区間基本マイル: 184マイル
- 機材: B737-800(ボーイング)
- 搭乗クラス: エコノミー
- 搭乗時期: 2020年年始
チェックイン
今回の旅程はANAのホームページから予約しています。海外発券の復路の一部です。海外発券の旅程についてはこちらで解説しています。
worldwideharikov.hatenablog.com
ANAではスターアライアンスゴールド会員資格を持っていますが、シルクエア―はスターアライアンス非加盟なため、優先チェックインは利用できません。久しぶりに自動チェックイン機を使ってみました。
シルクエア―とシンガポール航空以外に、ANAとマレーシア航空のチェックインも可能なようです。
ANAで購入したため事前座席指定ができず、チェックイン時には中央席しか空席がなかったので、前回が記憶に残っていないほど久しぶりに中央席でのフライトになりました。
シルクエア―の機内
定刻9時20分発。シンガポール・チャンギ空港は搭乗口に保安検査があるので、少し早めに搭乗口へ向かいます。エコノミークラス利用ではラウンジは使えませんが、チャンギ空港は時間をつぶす場所が沢山あるので特に困りませんでした。
今回の搭乗機、B737-800型機です。座席配置はエコノミークラスが3-3、ビジネスクラスが2-2です。
座席の前後間隔は窓1枚ちょっと。短通路機ということもあり狭めです。
足元はこんな感じ。窓側から通路側へ出るためには、隣の人にも出てもらわないとだめなくらいの狭さです。久しぶりに中央席だったこともあり、かなり窮屈に感じました。
シートモニターはついていません。
オーディオ機器はついていますが、イヤホンの配布はありませんでした。自前のイヤホンを使うと音楽番組が聞けました。
お手洗いの注意書きは4言語対応でした。
短距離路線にしては十分な機内サービス
シンガポールからクアラルンプールまでの所要時間は1時間で、羽田から中部空港までと同じくらいの短距離路線です。にもかかわらず、サービスはしっかりしていました。離陸前に新聞のサービスがありました。
安全ビデオは機内天井のモニターで上映されます。
国際線ですが短距離なため機内食は出ません。ジュースはカップで出てきます。
コーヒーについてはちゃんとコーヒーカップに入れて提供していました。写真右側のアテンダントさんのトレイにあるようにちゃんとしたカップ(プラスチックコップの右)を使っていました。
フライトは1時間程度なので、あっという間にクアラルンプールに到着です。
まとめ(感想)
シンガポールからクアラルンプールまで、シルクエア―のMI324便をエコノミークラスで利用しました。シルクエア―は親会社のシンガポール航空と比較して遜色ないほどサービスが良く感じました。シンガポール―クアラルンプール間には多数の航空会社が就航していますが、選べるならばシルクエア―を選びたいと思えるフライトでした。スターアライアンスゴールド会員資格が利用できると最高なのですが、その点のみが残念です。今後はシンガポール航空と統合されるとのことですので、新型コロナが落ち着いたころには統合されて消滅しているかもしれませんが、もし機会があれば乗ってみてください。以上、シルクエア―MI324便エコノミークラス搭乗記でした。