2020年夏、国際線に乗れないストレスを解消するために、成田空港そばのANAクラウンプラザホテル成田に泊まって飛行機を見よう、と思い立って宿泊してきました。Go to トラベルキャンペーンが利用可能だったため、予約サイト「じゃらん」を経由して予約し、じゃらんのポイントなどと併せておよそ6割引きで宿泊できました。成田空港はほとんどの国際線が運休状態ですが、貨物便として飛来する便が結構あるため、羽田空港よりもいろんな種類の飛行機が飛んできて見ていて飽きないです。
Go to トラベルキャンペーンを利用してお得に宿泊
ANAクラウンプラザホテルはインターコンチネンタルホテルズグループ(IHGグループ)の高級ホテルです。ANAとも提携しているので、直接予約するとIHGホテルのポイントやANAマイル加算などのメリットがあります。ただ、今回はあえて「じゃらん」から予約しました。「じゃらん」から予約すると、Go toキャンペーンに割引に加えてじゃらんで使えるクーポンやポイントが利用できるからです。
今回の部屋は(デラックスキング、空港側)で、1.5日間滞在可能な朝食付きプランで11501円でした。ここからGo to キャンペーンの割引(4025円)、期限切れ直前のじゃらんのポイント2000円分、じゃらんで配布されていたクーポン1000円分、を利用したので、4476円で済みました。およそ60％offです。とにかくお得です。ただし、じゃらん経由の予約だとIHGのポイントやANAマイルは貯まりませんので注意が必要です。
じゃらんホームページ(https://www.jalan.net/)より
じゃらんの場合、go to トラベル対象のホテルにはホテル名の下に「go to トラベル対象」と書いてあります。
じゃらんホームページ(https://www.jalan.net/)より
最初の画面ではgo to トラベルの割引は反映されていません。予約内容(名前や人数、チェックイン時間など)を入力した次の「支払情報入力」のページで割引額が出てきます。じゃらんのクーポンがある場合はこの画面で設定します。
ちなみにじゃらんで配布されていたクーポンはこちら。
このほかにも使い勝手の良いクーポンが配布されていることが多いので、予約の際にチェックしてみると良いです。
ANAクラウンプラザホテル成田宿泊記
ホテルへ
ホテルの場所は上の地図の通り。ホテルは成田空港の近くですが、公共交通機関で行くことが困難です。
そのため、JR成田駅から無料の送迎バスが出ています。本数は1時間に1本程度と少なめなので注意が必要です。通常は成田空港からもバスが出ていますが、2020年10月現在運休中です。送迎バスの詳細はこちら
送迎バスには直接ホテルに行くものとイオンモール成田を経由するものがあります。前者だと15分程度、後者だと30分程度でホテルにつきます。
ホテルの外観はこんな感じ。
隣にはANAのケータリングサービス(機内食とかを作る)の向上があります。空港でよく見るANAのトラックがたくさんいます。
それではチェックインします。ロビーは閑散としていました。海外旅行前後の宿泊が主な利用者のはずなので、仕方ないと言えば仕方ないです。前泊地と後泊地を聞かれました。
ホテルにはファミリーマートがあります。24時間営業です。
部屋へ向かいます。エレベーター内にも消毒液が設置してありました。
広々としたキングサイズベッドのお部屋
今回は16階のお部屋です。国内で泊まる時はビジネスホテルが多かったので新鮮です。
キングサイズのベッド。海外でよくある横にも縦にも寝れるやつです。
机もあります。飛行機を眺めながら仕事ができます。ここでテレワークできたら最高ですね。チェックアウトが18時のプランも出ているので、テレワークにはそういうのを利用するとよさそうです。LANケーブルもあります。
机とは別に椅子もあります。
テレビはパナソニック製。電気ケトルや冷蔵庫もあります。
風呂とトイレはこんな感じ。少し古めの印象。
洗面台は風呂・トイレの隣にあり、間に壁はありません。
部屋から飛行機ウォッチ
部屋からの景色はこんなかんじ。スマホで拡大せずに撮影しています。左手に成田空港のA滑走路が見えています。南風運用だとちょうど着陸する飛行機が見えます。飛んでくる飛行機はものすごく大きく見えるわけではないですが、その分音はあまり気になりません。
デジカメで拡大して撮ってあげるとこんな感じに取れます。ユナイテッド航空の新塗装のB777-300ER型機です。ユナイテッド航空はこんな時期でありながら結構な数が飛んできていました。
こちらはオーロラ航空のA319型機。客は乗っているのだろうか？
ちょっと端っこが切れてしまったシンガポール航空B787-10型機。こうやって見るとこんな状況でも結構外国の飛行機が飛んできています。
ANAのB777-300ER型機、久しぶりに見た。
貨物機も多いです。日本貨物航空のB747-8F型機。
こちらはイタリアの貨物機ですね。
離陸機は頑張れば見えます。フィンエア―のA350型機です。
朝食はバイキング形式
朝食は１階にあるレストラン「セレース」で食べれます。入店時に検温があります。
新型コロナ対策としてビュッフェ形式を取りやめているところが多いですが、ここは小皿に分けてビュッフェ形式にしています。
サラダやヨーグルト、果物もこんな感じで小皿に入れて置かれています。
ホットミールは保温機の中に小皿で分けて入れられています。奥のところで卵料理を注文できます。
パンも一個ずつラップでくるまれて置かれています。ご飯やみそ汁、スープはここで注文すると用意してくれます。
というわけで一回戦。ホテルのご飯とみそ汁って、すごくおいしいですよね。意外と外国の方が多くいました。パイロットやCAさんも見かけました。
2回戦。オムレツを注文してみました。バターの香りがとても良いです。コーンスープも取りましたが、これがとてもおいしかった。
注意点
とても素敵な滞在ができましたが、いくつか注意点があったのでまとめてみます。
交通手段が少ない
公共交通機関で来る場合はアクセスがかなり弱いです。無料シャトルバスがJR成田と成田空港からありますが、成田空港発着は運休中です。JR成田発着は1時間に1便程度、夜は75分に１本しかないです。また、ホテルからJR成田の無料バスが非常に少なく、午前中は6時15分、7時15分、10時15分の3便だけ、午後も12時15分の次は14時15分と2時間に1本しかありません。14時15分以降は60～80分に1本程度です。加えて、ホテルからJR成田までは途中でホテル日航を経由するため余計に時間がかかります。特にイオンモールを経由する便の場合は40分ほどかかります。
なお、これは2020年10月現在の情報です。今後の状況次第でシャトルバスの状況は変更されるかもしれませんので、最新の情報をホームページでご確認ください。
店がない
ホテルの周りにはお店がほとんどありません。ホテルのレストランは営業再開していますが、夜は週末限定の予約制です(2020年10月現在)。しかもお高い。詳細はこちら。
ホテルの前にお好み焼き屋がありますが(上の写真)、営業時間が16時―20時と短いです。安く済ませるのであればJR成田まで出ていくか、ホテル内のコンビニで済ませるのが無難です。せっかくいいホテルに泊まるからケチりたくない、という場合はルームサービスも使えます。
まとめ
Go to トラベルキャンペーンを利用してANAクラウンプラザホテル成田に宿泊してみました。Go to トラベルキャンペーンでの割引に予約サイトの割引やポイントを合わせることで、半額以下の値段でお得に宿泊できました。成田空港に飛来する飛行機はかなり少なくなっているとはいえ、羽田空港に比べていろいろな種類の航空機が飛来するので、見ていて全然飽きないです。願わくば一週間くらい宿泊して仕事しつつ飛行機を眺める生活がしてみたいです。以上、ANAクラウンプラザホテル成田の宿泊記でした。
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