もろもろの事情で半年ほど飛行機に乗れずでした。2021年春にプレミアムポイントの二倍キャンペーンが始まり、感染状況も落ち着きつつあったので、久しぶりにステータス修行をすることにしました。その第一弾として国際線機材で羽田―那覇を往復してみました。今回はその往路の羽田→那覇の搭乗記です。機材はB787-8型機の国際線仕様機でした。プレミアムクラスはビジネスクラスの座席が充てられるのでとても快適でした。機内食も陶器のお皿で出されるなど、より国際線気分が味わえるフライトでした。
国際線機材(78M)プレミアムクラス搭乗記
搭乗便基本情報
- 運航会社: ANA(NH)
- 便名: NH477
- 出発: 羽田(HND) 15:30
- 到着: 沖縄(OKA) 18:15
- 所要時間: 2時間45分
- 区間基本マイル: 984マイル
- 機材: B787-8(ボーイング)
- 搭乗クラス: プレミアムクラス
- 搭乗時期: 2021年春
やはり寂しい羽田空港
およそ半年ぶりのフライトです。羽田空港第二ターミナルはやはり人が少なめ。
第二ターミナルの国際線エリアに至っては、オブジェが置かれていました。ここが当初の目的通りに使われるのはいつになるのだろうか。
ラウンジも一部区画を締め切っていました。
国際線仕様のB787-8型機(78M)
今回の搭乗機はこちら。B787-8型機です。羽田空港は制限エリアから飛行機の写真が撮りにくい。この写真ではわかりませんが、この機材、本来は国際線用の機材になります。
座席数は240席、うち42席がプレミアムクラスです。通常は短中距離国際線に使われているものです。私自身もかつてクアラルンプールから成田まで使ったことがあります。当時の搭乗記はこちら
worldwideharikov.hatenablog.com
現在国内線で運行されているB787-8型機は三種類あります。今回の機材はANAホームページでは78Mと表記されています。最近よく見かけます。78Pが国内線仕様機です。ごくたまにある78Rは国際線仕様機でプレミアムクラスを設定していないものです。78Rの場合はビジネスクラスの座席に普通席で乗れます。
ビジネスクラスの座席
座席はこんな感じ。プレミアムクラスはビジネスクラスの座席が使えます。フルフラットにはなりませんが、国内線程度の時間であれば十分です。
足元はとても広いです。通常の国内線プレミアムクラスよりも広くなっています。
シートモニターも利用可能で映画も見れます。ただし選択肢は少なめ。しかも国内線だと飛行時間の関係で最後まで見れない可能性が高い。
それなりの時間搭乗することが想定されているので、設備も充実しています。眼鏡入れやペットボトル入れは国内線機材にはない設備です。リクライニングはボタンを押すだけでできます。
スリッパとヘッドフォンも付きます。スリッパは持ち帰りOKです。
機内食も出て国際線気分
出発します。この機材のプレミアムクラスの座席数は通常の国内線機材の倍以上ありますが、見た感じほとんど埋まっていました。このうち那覇で滞在する人がどれくらいなのかが気になるところ。
安全ビデオも久しぶりに見ました。
スターウォーズ特別塗装のB777-200型機が駐機中。エンジントラブル関係で運行停止が続いていますが、いつ復活するのでしょうか。
富士山が少し見えました。
富士山を通過したころに機内食が出ました。この時間は軽食です。羽田―沖縄のような幹線だと陶器のお皿に入って食事が提供されますので、より国際線気分が味わえます。
左上の箱はマンゴーゼリーでした。美味。
外は一面の雲。こういう景色を見ながらの食事は格別です。
機内食を食べてもまだフライト時間が残っているのがうれしい。いつもの国際線であれば映画でも見るところですが、さすがにそこまでの時間はないです。
那覇空港第二滑走路に着陸しました。第二滑走路ができてから那覇に来るのは初めてでした。
久々の那覇空港ですが、今回は外には出ずに乗ってきたこの飛行機で折り返します。
まとめ(感想)
国際線仕様のB787-8型機のプレミアムクラスに羽田から那覇まで乗りました。中型機の国際線仕様機材だと、小型機の国際線仕様機材よりも国際線に乗っている感が出てとても良いです。特に羽田―那覇線は飛行時間もそれなりにあるのでより国際線に乗っている感を味わえます。加えて、羽田―那覇などの幹線のプレミアムクラスでは食事がお弁当ではなく陶器のお皿で提供されます。国際線仕様の787型機がいつまで国内線に投入され続けるかは不透明なので、安値でビジネスクラス体験をしたいのであれば今がチャンスかもしれません。以上、NH477便プレミアムクラスの搭乗記でした。