2021年春、ANAステータス修行の一環でスターフライヤー運航便を利用しました。ANAは国内線の場合、他社運航便でもANAサイトから予約してANA便名で搭乗した場合のプレミアムポイントはANA搭乗分としてカウントされます。ANA便として予約した場合は、ANA上級会員であれば優先搭乗やラウンジの利用、ボーナスマイルの積算などといったサービスを享受できます。座席間隔がANAよりも広いなど、サービスが良いです。今回は福岡から羽田まで利用しました。その時の搭乗記になります。
スターフライヤーの簡単な紹介
スターフライヤー(7G)は北九州空港を拠点とする航空会社で、ANAが主要株主になっています。機材はA320型機のみで北九州空港や福岡空港と羽田や名古屋を結ぶ路線などを運航しています。国際線も運航しており、北九州―台北と名古屋―台北路線がありましたが、2022年現在は運休中です。座席間隔が広めに設定されていたり、シートモニターを早い段階から導入しているなど、サービス面に特徴があります。多くの便でANAとコードシェアを行っており、ANA便名で航空券を購入した場合はANAのマイルやプレミアムポイントを獲得できます。スターフライヤーにもSTAR LINKというマイレージサービスがあり、上級会員になると優先搭乗やボーナスマイル、空港ラウンジ(ANAラウンジは不可)の利用などのサービスが利用できるようになります。ホームページはこちら。
NH3852便(福岡→羽田)搭乗記
搭乗便基本情報
- 運航会社： スターフライヤー(7G)
- 便名： 7G52(NH3852)
- 出発： 福岡(FUK) 19:00
- 到着： 羽田(HND) 20:45
- 所要時間： 1時間45分
- 区間基本マイル： 567マイル
- 機材： A320-200(エアバス)
- 搭乗クラス： 普通席
- 搭乗時期： 2021年春
ANAコードシェア便で搭乗
今回はANAのステータス修行の一環でしたので、当然ANA便として予約しています。搭乗券やご搭乗案内はANA便搭乗時のものと全く一緒です。ANA便として予約しており、ANAの上級会員資格を持っている場合は、ANAラウンジも利用可能です。
今回の搭乗機。半分切れてしまっていますが、A320-200型機です。スターフライヤーの機材はすべてこのA320-200型機です。ちなみに国際線対応機材でした。
ANAよりも座席間隔が広い機内
優先搭乗はANAステータスでも可能です。
スターフライヤーホームページ、機材・飛行機の座席表・シートマップ(https://www.starflyer.jp/inboard/airbus/)より
座席配置は3－3で、普通席のみです。座席数は150席。ANAのA320型機(国際線仕様)がプレミアムクラス(ビジネスクラス)込みで146席であることを考えると、座席間隔がかなり広いです。
今回の座席。黒で統一されており、かっこいい。
座席にはモニターが付いています。ANAやJALでも2020年あたりから国内線機材にモニターをつけるようになっていますが、スターフライヤーは昔から座席モニターを装備していました。モニター下にはUSBポートもあります。
足元にはフットレスト。座席下に電源もありました。
足を入れて写真を撮るとはこんな感じ。かなり余裕があります。
横から見た感じ。
参考にANAのB737-800型機の場合。単純比較はできませんが、足元のスペースがスターフライヤーのほうがかなり広いです。
テーブルはスライド可能。こちらも黒で統一されています。
安全のしおり。スタイリッシュ。
サービスガイドもかっこいい！
高品質の機内サービス
いよいよ離陸します。安全ビデオは凝っているので一見の価値あり。
日暮れの福岡を離陸します。
昼と夜の境界。
機内サービスでりんごジュースをいただきました。果汁100%ジュースでとてもおいしい。ちなみにコーヒーはタリーズのコーヒーが提供されています。他の飲み物もこだわりを感じられるものばかりです(参考)。コップも黒で統一。
羽田到着は第一ターミナル
東京が見えてきました。間もなく着陸です。
ANA便の場合は第二ターミナルに到着しますが、スターフライヤー運航便はJALやスカイマークが利用している第一ターミナルに到着します。
いつもは第二ターミナルなので、第一ターミナルは新鮮でした。ちなみに、出発も第一ターミナルなので、羽田発のスターフライヤー運航便利用時はANA便名で購入してANAステータスを持っていてもANAラウンジが使えない点には注意が必要です。
まとめ
ANAステータス修行の一環で福岡から羽田までスターフライヤー運航便を利用しました。スターフライヤーは座席の広さや機内サービスがとてもよく、値段もANA便と大差ないので、ANA便よりもお得かもしれません。しかもANA便名で購入すればANAマイルやプレミアムポイントも積算可能です。ANAのステータス修行の気分転換に入れてみるのも良いかもしれません。ただし、羽田発の場合はANAラウンジが使えない点には注意が必要です。以上、NH3852便搭乗記でした。
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