日本線とは異なりほぼ満席の長距離フライト SQ328(シンガポール→ミュンヘン)エコノミークラス搭乗記

 2022年春にシンガポール航空で成田からシンガポールとミュンヘンを経由してウィーンまで国際線を利用しました。今回はシンガポールからミュンヘン(ドイツ)までの搭乗記です。飛行時間は12時間25分、東京からだとアメリカ東海岸までのフライトと同じくらいです。機材はA350-900の長距離仕様機でした。成田からシンガポールまではコロナに関する規制の影響で空席が目立つフライトだったのと対照的に、シンガポールからミュンヘンは所要時間約12時間30分の長距離国際線フライトにもかかわらず187席のエコノミークラスはほぼ満席で空席は数席という状況でした。出発は0時30分ですが、出発後に夕食が提供されます。食事後は消灯し、到着前に朝食がありました。到着は現地時間午前7時前です。機内で寝られる時間が長く、到着も早朝というほど朝早いわけでもないので日本から北米西海岸へのフライトなどと比べると時差ボケは少ない印象でした。

SQ328便(シンガポール→ミュンヘン)搭乗記

搭乗便基本情報

  • 運航会社: シンガポール航空(SQ)
  • 便名: SQ328
  • 出発: シンガポール(SIN) 0:30
  • 到着: ミュンヘン(MUC) 6:55
  • 所要時間: 12時間25分
  • 区間基本マイル: 6250マイル
  • 機材: A350-900(エアバス)
  • 搭乗クラス: エコノミー
  • 搭乗時期: 2022年春

やや人が少ないチャンギ国際空港

シンガポールチャンギ空港

 シンガポールチャンギ空港はターミナルの改装中で第3ターミナルのみでの営業でした。コロナ前と比較すると人が少なめに感じましたが、それでもお店は開いていましたし、人も成田空港と比較して沢山いました。

クリスフライヤーゴールドラウンジ

 乗り継ぎまでは7時間ほどあったので、一瞬シンガポールに入国して雰囲気を見てきた後、ラウンジでのんびりすごします。ちょうどシンガポール航空のラウンジが改装オープンしたタイミングでした。これまではスターアライアンスゴールドメンバー向けのラウンジ(クリスフライヤーゴールドラウンジ)にはシャワーがありませんでしたが、今回の改装でシャワーが追加されていました。詳細はこちらの記事でレビューしています。

worldwideharikov.hatenablog.com

ほぼ満席のフライト

時間になったのでゲートに向かいます。チャンギ国際空港はゲートで手荷物検査があるので、少し早めにゲートに向かうほうが無難です。

機材

今回の搭乗機。エアバスA350-900型機。シンガポール航空には3種類のA350-900型機を運航していますが、今回は長距離仕様機(ビジネス42、プレミアムエコノミー24、エコノミー187)でした。

最後尾1列前の自席から前を撮影するとこんな感じ。エコノミークラスは187席ありますが、ほぼ満席で空席は見たところ数席しかありませんでした。成田からシンガポールまでのフライトが空席だらけだったことと対照的です。成田からシンガポールまでの搭乗記はこちら。

worldwideharikov.hatenablog.com

座席

 座席はこんな感じ。エコノミークラスは3-3-3の配列です。あらかじめ毛布と枕が置いてあるのはシンガポールまでのフライトと同じ。昔は歯ブラシや靴下も置いていた気がしますが、やはりサービスが簡略化されているようです。

 モニターはB787とは若干仕様が異なる模様です。日本線ではないですが、日本語も選択できます。USB端子やカップホルダーがあり、使い勝手も良いです。

特に違うのがコントローラー。A350-900の座席コントローラーにはモニターが付いており、携帯ゲーム機のようになっています。

座席下部にはユニバーサルタイプのコンセントあり。

机は2段階折れ曲がり式で多少前後します。

鏡もついています。

深夜発でもがっつり機内食

いつもの安全ビデオが始まり、定刻で出発。

出発から2時間ほどで機内食が来ました。ほぼ満席のエコノミークラスの最後尾だったこともあり、時間がかかっていた印象です。パンの右側はアイスクリームでしたが、食後ではなく同時に配膳されており、かなりとけていました。そしてやはり昔のフライトと比較すると品数は減っているようです。とはいえ、シンガポール時間ではすでに夜中の2時過ぎ、日本時間だと3時過ぎなので、少ないほうがありがたいかも知れません。

メニューはfish or Chickenでしたが、品切れでfish onlyと言われました。。。

夕食後は完全消灯。少しだけ映画を見てから寝ました。

ウクライナ侵攻の影響で若干の遅延

途中で地図を見るとこれまで飛んだことのない空域を飛んでいました。中東もいつか行ってみたい。

トルコを通過したあたり、着陸2時間前ごろに機内が明るくなりだします。

到着前の機内食。今度は後方から配膳されました。チキンソーセージとスクランブルエッグを選択。もう一種類はNasi uduk(ココナッツミルクで炊いたご飯)などのアジア料理でした。

 ミュンヘンに到着。ウクライナ侵攻の影響でウクライナ上空が通れず、30分程度遅延したようです。フライトレーダーで確認するとほぼ毎日遅延しているので、乗り継ぎには余裕を持ったほうがよさそうです。入国審査はほとんど人がおらず、ワクチン証明の有無も聞かれず、特にコロナ前と変わらない感じで通過できました。

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まとめ(感想)

 シンガポール航空でシンガポールからミュンヘンまでエコノミークラスを利用しました。空席が目立ったシンガポールまでのフライトとは異なり、ほぼ満席でした。日本の外では国を超えた人の移動が回復していることを目の当たりにしたフライトでした。このフライト、深夜出発で到着は現地時間午前7時前という深夜便ですが、フライト時間が長いのと到着が朝早すぎないことから、思っていたほど時差ボケしませんでした。サービス面もやはり昔と比較すると座席でのアメニティの提供がない(頼めばもらえる模様)などや簡略化されており、食事の品数もやはり昔と比較して減少しているようでした。以上、SQ328便の搭乗レビューでした。

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