日本では乗る機会の少ない機材でウィーンへ ルフトハンザドイツ航空LH2328(ミュンヘン→ウィーン)エコノミークラス搭乗記

 2022年春にシンガポール経由でウィーンまで行きました。東京からミュンヘンまではシンガポール航空利用でしたが、ミュンヘンからウィーンまではシンガポール航空やANAと同じスターアライアンス所属のルフトハンザドイツ航空運航のコードシェア便を利用しました。ミュンヘンからウィーンまでの距離は東京-大阪間よりもう少し短いくらいになります。一応国際線ですが、シェンゲン協定範囲内ですのでパスポートチェックもなく、機内食も出てきません。機材はA319型機(138席)で、日本でもよく見るA320型機の短胴型になります。日本ではまだコロナ中で入国制限がある時期でしたが、ほとんど満席という状況でした。ミュンヘンまでのフライトと同様、日本の外はすでにコロナ明けだということを改めて感じるフライトでした。

ルフトハンザドイツ航空の簡単な紹介

 ルフトハンザドイツ航空(LH)は、フランクフルトとミュンヘンをハブ空港とするドイツのフラッグキャリアです。会社名のルフト(luft)はドイツ語で空、ハンザ(hansa)は都市間を交易して回る商人の組合団体のことです。日本にも東京羽田、関西、中部国際空港に就航しています(2023年1月現在、関西線と中部線は運休中)。スターアライアンスの創設メンバーのうちの一社であり、ANAマイルへの積算やANAマイルでの特典航空券の取得が可能です。また、ルフトハンザ運航便はANA上級会員のフライトボーナスマイルも対象となるため、ANA上級会員であればANA便搭乗時と同様のフライトボーナスマイルが積算されます。2023年1月現在、世界で最も旅客型のB747型機を運用している会社でもあります。オーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ブリュッセル航空の親会社です。ルフトハンザドイツ航空のホームページはこちら。

www.lufthansa.com

LH2328便(ミュンヘン→ウィーン)搭乗記

搭乗便基本情報

  • 運航会社: ルフトハンザドイツ航空(LH)
  • 便名: LH2327
  • 出発: ミュンヘン(MUC) 11:30
  • 到着: ウィーン(VIE) 12:35
  • 所要時間: 1時間5分
  • 区間基本マイル: 220マイル
  • 機材: A319-100(エアバス)
  • 搭乗クラス: エコノミー
  • 搭乗時期: 2022年春

乗り継ぎ待ちの時間はラウンジへ

ラウンジ

 ミュンヘンまでの飛行機は30分程度遅延していましたが、入国審査はすぐに通過できたため、乗り継ぎの待ち時間が4時間ほどありました。この待ち時間はルフトハンザ航空のラウンジで過ごします。ラウンジ内には軽食や飲み物、シャワー室がありました。終始混雑しており写真が撮れなかったので、詳細なレビューは省略です。

極度乾燥(しなさい)

 搭乗ゲートまで道に迷いそうだったので、ラウンジから早めに出て移動します。Superdryがありました。一時は謎なセンスの日本語が書かれた服を置いていましたが、最近はそうでもないのでしょうか。

日本では乗る機会の少ない機材

 搭乗ゲートに着きました。スターアライアンス各社とのコードシェア便になります。

機材

今回の搭乗機はこちら。建物の影であまり見えていませんが、A319-100型機です。まだ新塗装になっていない機材でした。

機材

同型機を撮ったのがこちら。かなり小さく見えます。

ルフトハンザホームページ、機材(https://www.lufthansa.com/jp/ja/discover-lufthansa/lufthansa-fleet/31H)より

座席配置はこんな感じ。欧州単距離線はエコノミークラスとビジネスクラスで座席には差がなく、真ん中が空席になることが確定されているという形式をとっています。少し損した気分になります。欧州単距離線のビジネスクラスの搭乗記はこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

座席はこんな感じ。やや狭い印象がありますが、単距離なのでそれほど気にならず。

リクライニング可ですが、シートモニターはありません。

机はこんな感じ。飲み物を置く窪みが二つありますが、両方使う機会はさほどなさそうです。。

FlyNetというwifiサービスが使えるようになっています。ただし、基本有料ですし、速度もあまり早くないようです。詳細はこちら。

www.lufthansa.com

無料でもフライトマップくらいは見れるようになっていました。

あっという間のフライト

出発します。乗ってきたシンガポール航空機がいました。

あまり見かけない機材も見れるのが海外の空港の面白いところです。左の機体はタイ政府のB737-400型機、右側の機材はオマーン空軍のA320型機のようです。

アエロフロートロシアの機材も留まっていました。このころはウクライナ侵攻に対する制裁措置のため、EU圏内でロシア機は飛べなくなっていましたので、おそらく取り残された機材ではないかと思います。

離陸します。ドイツの田園風景が広がります。

離陸後20分程度してから水とチョコレートが配られました。単距離とはいえ、何かもらえるのはありがたい。同じルフトハンザ系の航空会社でも、ブリュッセル航空は機内サービスが何もありませんでした。ブリュッセル航空の搭乗記はこちら。

worldwideharikov.hatenablog.com

単距離路線なのですぐに着陸態勢に入ります。シェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn)が見えました。

ウィーンに到着です。

ANAマイルの積算

ANAホームページ、プレミアムメンバーサービス(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/premium/service/delight/)より

 ANA便搭乗時は、ANAの会員ステータスやANAカードのランク次第でボーナスマイルが付きます。通常、提携航空会社運航便の利用はこのボーナスマイルの対象外ですが、ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空、スイスインターナショナルエアラインズ、オーストリア航空運航便に関しては、このボーナスマイルの対象となります。

今回はシンガポール航空から予約した旅程で、シンガポール航空の共同運航便ですが、ルフトハンザドイツ航空運航のため、ちゃんとボーナスマイルが積算されます。ANAダイヤモンド会員1年目かつANAゴールドカード所持の場合のボーナスマイルは120%で、結構馬鹿にならない量だったりします。

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まとめ(感想)

 ルフトハンザドイツ航空のエコノミークラスをミュンヘンからウィーンまで利用しました。ミュンヘンまでのフライトと同様に、ほぼ満席の国際線フライトとなっており、日本の外では国を超えた人の移動の回復を目の当たりにしたフライトでした。フライト中のサービスは、今回は水とチョコレートだけという、国際線としてはさみしいものでしたが、コロナで簡素化したというよりも、フライト時間が短いために元から簡単なものだったと思われます。シートマップはついていませんでしたが、wifiでフライトマップが見れる点はよかったです。以上、LH2328便の搭乗記でした。

 

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