2023年春にシカゴからデンバーまでユナイテッド航空UA2191便を利用しました。デンバーはアメリカ中西部にあり、ロッキー山脈東麓の都市です。シカゴからデンバーまではおよそ3時間弱、東京からだと那覇よりわずかに近いくらいです。機材はB737-900ER、日本でもグアム線で見かける機材です。昔乗った時にはシートモニターがありませんでしたが、今回はモニター付きでした。離陸後はお菓子とジュースがもらえます。ジュースを飲みつつ窓からアメリカ平野部の景色を眺めているとあっという間に到着しました。
ユナイテッド航空の簡単な紹介
ユナイテッド航空(UA)は、アメリカ合衆国シカゴに本社がある航空会社です。シカゴ(ORD)、ヒューストン(IAH)、デンバー(DEN)、ワシントン(IAD)、ロサンゼルス(LAX)、ニューアーク(EWR)、サンフランシスコ(SFO)、グアム(GUM)をハブ空港として、世界5大陸すべてに路線を展開しています。航空連合「スターアライアンス」の創設メンバーのうちの一社です。ANAと密接に連携しており、北米―日本線の多くでコードシェアをしています。申請すると搭乗でANAマイルがたまりますし、ANAのマイルで特典航空券を発券できます。また、ANA上級会員だとユナイテッド航空の搭乗でもANAの搭乗時と同様にボーナスマイルを積算できますし、アップグレードポイントを使って座席クラスのアップグレードも可能です。
ホームページはこちら。
UA2191便(シカゴ→デンバー)搭乗記
搭乗便基本情報
- 運航会社: ユナイテッド航空(UA)
- 便名: UA2191
- 出発: シカゴ/オヘア(ORD) 14:31
- 到着: デンバー(DEN) 16:20
- 所要時間: 2時間49分
- 区間基本マイル: 886マイル
- 機材: B737-900ER(ボーイング)
- 搭乗クラス: エコノミー
- 搭乗時期: 2023年春
搭乗まではラウンジで
搭乗まではラウンジでのんびり過ごします。シカゴ/オヘア空港はユナイテッド航空の本拠地なだけあってラウンジも充実していました。ラウンジの紹介は別記事にする予定です。
長めのB737型機
今回の搭乗機、B737-900ER型機です。日本の地方路線でよく見るB737-800型機をさらに長くした機体です。日本の航空会社で導入しているところはありませんが、ユナイテッド航空のグアム線で時々飛んできます。
179席仕様で、前側20席がユナイテッドファーストという、ANAでいうところのプレミアムクラスになっています。残りの159席のうち、前側と非常口席はユナイテッドエコノミープラスとなっており、通常のエコノミークラスよりもちょっとだけシート間隔が広くなっています。
搭乗します。アメリカ国内線は時刻が1分刻みになっていますが、果たしてそこまで正確に運行できるのだろうか。
座席はこんな感じ。
シートピッチは76-78 cmで、やや狭めです。長時間フライトだと少し気になります。
モニターが付いていました。番組は自由に見れるのではなく、テレビのように時間によって指定されている特定のものしか見られないようです。
コントローラーはひじ掛け部分についています。
足元にはユニバーサルタイプの電源がありました。
テーブルはシンプルな形。
機内サービスは結構良い
離陸前にアルコールシートを配っていました。日本の航空会社もコロナ禍の時は配っていましたが最近は見かけなくなりました。
安全ビデオが始まります。言語は英語とスペイン語。
アメリカらしい一軒家が並ぶシカゴ郊外の街を眺めつつ離陸します。
離陸から30分ほど。お菓子が配られました。
お菓子から20分ほど遅れて飲み物も配られました。カップに氷まで入れてくれるのはありがたい。日本だとお菓子は配られないですし、氷は入れてくれないので、この点だけ見れば意外とサービス悪くないです。
アメリカらしい景色を眺めつつ着陸
今回のフライトはアメリカ中央の平野部を横断するフライトなため、アメリカらしい景色を堪能できました。
ひたすらまっすぐに伸びる道路や、
とにかくでかい畑、
円形農場を眺めているとだんだん高度が落ちてきました。
着陸。周りに何もない。
ゲートに到着しました。短通路機なため、降りるまでには結構時間がかかりました。
荷物だけ先着していた?
荷物が出てこないなと思っていたところ、自分の名前が呼び出されているのに気が付きました。何かトラブルかと身構えましたが、別の場所に確保されていただけでした。どうも一つ前の便で先に到着していたようです。大丈夫なのかこれ?
まとめ(感想)
2023年春にUA2191便をシカゴからデンバーまで利用しました。ユナイテッド航空は一時期サービスの悪さで有名でしたが、今回乗ってみた範囲だとそこまで酷い目にはあいませんでした。通常乗っている範囲であればサービスの内容ではむしろ日系の国内線よりも良いかもしれません。シカゴからデンバーまでは海を通ることなくひたすら陸上のフライトで、ただただ広い平原や円形農場などアメリカらしい風景が楽しめました。国際線だと通路側を取ることが多いですし、アメリカ中央部を通過するフライトも少ないので貴重な経験でした。到着後は一瞬ロストバゲージを疑いましたが、先着していただけのようでホッとしました。以上、UA2191便の搭乗記でした。