2023年春にロサンゼルスから東京までANAのNH105便を利用しました。この便はロサンゼルスを深夜に出発し、東京に早朝到着する便です。当初はロサンゼルスを夕方出発するNH125便を利用予定でしたが、デンバーで搭乗を待つ頃に欠航の案内が届いていました。どうするか検討していたところ、ANA側で勝手に振り替えてもらえました。もともとデンバーからのフライトが3時間近く遅延したことで、運航していても乗り継ぎに間に合わない状態だったので助かりました。所要時間は12時間。深夜便のため、出発後は軽食が配られた後にすぐに消灯します。消灯後でもギャレーにはお菓子や飲み物が置かれていました。到着前に朝食が配膳されます。羽田には翌日の朝5時ごろに到着しますので、出発日はほとんど消滅します。
UA403便(デンバー→ロサンゼルス)搭乗記
搭乗便基本情報
- 運航会社: ANA(NH)
- 便名: NH105
- 出発: ロサンゼルス(LAX) 1:00
- 到着: 東京/羽田(HND) 5:00+1
- 所要時間: 12時間
- 区間基本マイル: 5458マイル
- 機材: B787-9(ボーイング)
- 搭乗クラス: エコノミー
- 搭乗時期: 2023年春
デンバーで欠航通知を受け取る
デンバー空港でそろそろ搭乗する、というタイミングでANAのアプリに通知が届いていました。ロサンゼルスから先、帰国のためのフライトが欠航したという通知でした。
どうするか検討していたところ、15分ほどして再びANAアプリで通知がありました。どうやらANA側でNH105便に振り替えてくれたようです。当時はダイヤモンド会員だったこともあり、優先して振り替えてくれたのではないかと思います。ロサンゼルスでの宿泊も覚悟していたので助かりました。ちなみに、NH105便は過去にも搭乗したことがありました。搭乗記はこちら。
worldwideharikov.hatenablog.com
ロサンゼルス空港にて
デンバーからの飛行機はロサンゼルス空港ターミナル7に到着しました。欠航になったからと言って日本のように搭乗口でスタッフさんが待っていることはありません。とりあえず国際線ターミナルへ向かいます。デンバーまでの搭乗記はこちら。
worldwideharikov.hatenablog.com
20分ほど歩いて国際線ターミナルへ到着。ラウンジへ行きたいところですが、現在は欠航になった便の搭乗券しかもっていない状態でした。新しい搭乗券をもらうべく乗り継ぎカウンターを探すも見つからず。一度制限エリアを出ればANAのカウンターに行くことはできるかもしれませんが、おそらく出発3時間前までは閉まっていること、搭乗券がない状態だと再度入場もできないことから、途方に暮れていました。
が、よく考えるとアプリで搭乗券を表示できるので、これを利用してラウンジに入りました。便利な時代になりました。NH105便の出発までは6時間ほどありましたが、ラウンジでのんびり過ごすことにしました。ロサンゼルス空港にはスターアライアンスの共同ラウンジがあります。ラウンジの内容については別の記事でまとめる予定です。ちなみに、ラウンジ内で呼び出しがあり、プレミアムエコノミーへのアップグレードを打診されました。ダイヤモンド会員の力はすごいです。ただ、中央席だったので断りました。
長距離仕様のB787-9型機
長らく待ちましたがようやく搭乗です。今回の搭乗機はB787-9型機。
ANAホームページ、機種・シートマップ(https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/prepare/seatmap/international/b787_9/)より
座席はビジネスクラスが多めの215席仕様でした。
たまたまエコノミークラス一番後ろの通路側席が指定できました。かなりラッキーです。
すぐ後ろは壁なので、後ろの席を気にせずリクライニングができます。
席には毛布と枕がありました。
9インチのタッチパネルモニターが搭載されています。最新式に比べると小さ目ですが、十分です。
足元にはフットレストがあります。ポケットにはヘッドフォンがあります。
シートピッチは34インチ(約86 cm)で、小柄な人であれば座ったままでも中央席から通路側へ出られそうです。
軽食を食べてから寝る
離陸前に機内が暗くなりました。
出発から1時間ほど経過、一度機内が明るくなり、水とおしぼりが配られました。深夜1時出発なので、そのまま暗くしてくれたほうが助かる人も多い気がします。
その後20分ほどで軽食が配られました。サンドイッチとバナナとお菓子。
飛行機はサンフランシスコ付近を通過した頃。
出発から1時間40分ほど経過。再び暗くなります。ロサンゼルス時間では深夜2時半ごろなので、さすがに眠くなってきます。
後部ギャレーではお菓子と飲み物がもらえる
出発から7時間半ほど経過。日付変更線付近を飛行中でした。
後部ギャレーではお菓子が置いてありました。飲み物ももらえます。
すごく早い朝ごはんを食べて到着
さらに2時間ほど経過。日本時間では朝の3時頃。機内の証明が明るくなり始めます。
朝食のサービスが始まりました。鶏照り焼き丼とパスタの選択で、お米が欲しかったので照り焼き丼にしました。うまい。
東京が見えてきました。トラブルだらけだった帰国旅程もあと少し。
羽田に到着した頃には日が昇っていました。デンバーからのフライトの遅延やロサンゼルスからのフライトの欠航で一時はどうなることかと思いましたが無事に帰国できました。
まとめ(感想)
2023年春にロサンゼルスから羽田までNH105便を利用しました。乗り継ぎ便の遅延や突然の欠航でどうなるかと思いましたが無事に帰国できてよかったです。このフライトは東京に早朝到着するので、機内で爆睡できる人であれば到着日から動けて良いのですが、実際には朝の3時ごろから朝食が始まりますし、それまでずっと寝ているのも難しいので、時差ぼけがひどくなります。この後帰宅して午前中は寝て過ごしました。当初予定のNH125便は羽田に21時頃到着するので、到着後は帰宅して寝るだけで済みます。機内で爆睡できる人以外は絶対にこちらのほうがおすすめです。以上、NH105便の搭乗記でした。