マカオでカジノ巡りしてみた

 マカオは東洋のラスベガスといわれるほどカジノが有名です。マカオのカジノの大半はマカオ半島の東側とコタイ地区にあります。ホテルに併設されていますが、宿泊しなくてもカジノには入れます。一部のカジノは日本でも話題になっている統合型リゾート(IR)の一部ですので、カジノに入らずにショッピング街やレストラン街を見て回るだけでも楽しめます。今回は2019年夏に旅行した際に巡ったカジノについて紹介してみます。

 マカオのカジノの注意点

 21歳未満は入場禁止です。入場の際に身分証明が必要な場合があるので、パスポートは持っていたほうが良いです。また、スーツケースなどの大きな荷物は持って入れません。小さなカバンでも時々止められることがあります。小型のパソコンカバン程度であれば止められませんでした。ドレスコードは特になく、気軽な恰好で入れますが、サンダルなどだとさすがに止められるようです。今回訪問したカジノでは、プレイする際に会員証などを作る必要性は特になかったです。カジノ内の通貨は香港ドルです。カジノフロアの撮影は禁止です。本記事でもカジノフロア内の写真はありませんのでご了承ください。
 カジノはマカオ半島の東側(マカオ外港フェリーターミナルからマカオバスターミナルあたりにかけて)と、コタイ地区に集中しています。移動にはバスが安くて便利です。マカオの路線バスについてはこちらの記事にまとめています。

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マカオ半島のカジノ

 マカオ外港フェリーターミナルからマカオバスターミナルにかけてのエリアに多くのカジノホテルがあります。近い距離に密集しているので、あちこち見て回れます。

カジノリスボア(Casino Lisboa)

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 ホテルリスボアに併設されているカジノで、マカオの代名詞ともいえるカジノです。カジノフロアは他のカジノと比較すると小さいです。カジノというよりは賭博場という雰囲気がします。2019年夏の旅行ではホテルリスボアに宿泊しました。滞在記はこちら。

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グランドリスボア(Grand Lisboa)

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 2007年に開業したホテルリスボアの別館になります。蓮の花をイメージした目立つ形の建物です。グランドリスボア内にはミシュラン三ツ星レストランが2店(THE 8、ROBUCHON AU DÔME)あります。レストランのみの利用も可能です。ホームページはこちら。

●The 8

www.grandlisboahotels.com

●ROBUCHON AU DÔME

www.grandlisboahotels.com

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ロビーはこんな感じでとても豪華なつくりになっています。

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大理石の立派な階段もありました。

 一般の人が入れるカジノフロアは地下から地上3階まであります。地上から一つ上がったフロアにはステージがあり、定期的にショーが行われています。一部の階でホテルリスボアとつながっています。身分証明書がないと入れないこともあるので、パスポートは持っていたほうが無難です。

ウィンマカオ(Wynn Macau )

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 ホテルリスボアの向かい側にあります。アメリカの会社が運営するカジノホテルで、2006年にオープンしています。

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このホテルの名物は定期的に行われる噴水ショーです。音楽に合わせて水と光で演出されます。とても見ごたえがあるのでカジノに行かずにこれだけ見るのもおススメです。午前11時から午後9時55分(土曜日や祝日は10時55分)まで、15分おきにあります。

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また、建物内にも音楽とともに黄金の木(繁栄の木)が出てくるショーがあります。これを見ておくとカジノで勝てるらしいですが、私は負けました。
 カジノは1階だけですが、かなり広くいろいろなゲームが遊べます。ここのカジノにはディーラーが実際にプレイした結果を個別の台で見ながら賭けることができるライブ式ルーレットやライブ式シックポーがありました。ライブ式ルーレットは自分のペースで少額から賭けることができる一方、電子式ルーレットとは異なりディーラーが実際に前でルーレットを回しているので臨場感があります。初心者におススメです。

スターワールド(StarWorld Hotel and Casino)

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 ウィンマカオの隣にあります。香港の銀河娯楽集団(ギャラクシーエンターテイメント)が運営するカジノホテルで2006年にオープンしています。とても大きなディスプレイがあったり、ステージでショーが行われていたりします。

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コタイ地区のカジノ

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 コタイ地区はタイパ島とコロアネ島の間の浅瀬を埋め立ててできた地区で、大型の統合型リゾート(IR)が多数あります。

ザ・ベネチアンマカオ(The Venetian Macao)

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 ベネチアンマカオはシンガポールのマリーナベイサンズ(船が乗っているホテル)と同じラスベガスサンズが運営する統合型リゾートです。ベネチアンは名前の通りベネチアの街並みをイメージして作られており、建物内に水路があります。水路上ではゴンドラが運航されており、漕ぎ手が歌いながらギターの演奏をしていました。

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お店の数もとても多く、高級宝飾店からユニクロまで様々です。お土産屋もありました。レストランやフードコートもあります。お店のほうに夢中でここではカジノには入りませんでしたが、ベネチアンマカオのカジノフロアは世界最大の広さ(約50000m2、東京ドーム1個分)です。

ザ・パリジャンマカオ(The Parisian Macao)

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 ベネチアンマカオと同じサンズグループが2016年にオープンさせた統合型リゾートです。こちらはパリをモチーフにしています。外にエッフェル塔のミニチュア(といっても高さが160mあります)がシンボルです。ちなみにこのミニエッフェル塔には展望台がついており、登ることができます。ベネチアンマカオから外に出ずに移動することができます。

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シャンゼリゼ通りをモチーフにしたショッピング街もありました。他のいくつかの有名な通りも再現されているそうです。

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カジノフロアの入口には立派な噴水があります。

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ここの天井には壁画が描かれています。この写真だけ写してヨーロッパに行ってきました!といわれると信じてしまいそうなクオリティです。
 パリジャンのカジノフロアにはスロットやテーブルゲームのほかに、プレイヤー同士で戦うポーカーエリアもありました。

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まとめ

 マカオにはここで紹介したもの以外にも大小さまざまなカジノがあります。カジノで遊ばずにフロアを歩いてみるだけでも面白いです。スロットや電子式のテーブルは少額から賭けることが可能ですので、ちょっとだけ遊んでみるのも良いと思います。また、カジノに併設されているホテルのショッピングモールやレストラン街なども見ごたえがあります。ベネチアンマカオやパリジャンマカオだと、買い物好きな人でしたら一日いても飽きないと思います。マカオを訪問した際にはぜひとも寄ってみてください。

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