間もなく終了してしまう上級会員特典でアップグレード NH232(ブリュッセル→成田)プレミアムエコノミー搭乗記

 2018年春、ウィーンへ行った際の帰国フライトです。搭乗当時は、ANAの上級会員(ダイヤモンド、プラチナ、スーパーフライヤーズ)だとエコノミークラスで予約していても出発24時間前に空席があればプレミアムエコノミークラスにアップグレードできる特典があり、めでたくアップグレードされました。残念ながらこの特典は2019年9月30日搭乗分で終了します。ANAのプレミアムエコノミーはエコノミーと比較して劇的な差はないのですが、それでも長時間のフライトではエコノミーと比較して楽です。

 ブリュッセル空港ではブリュッセル航空のラウンジ「The Suite」が利用できます。ANA便をビジネスクラスかプレミアムエコノミークラスで搭乗する場合、またはスターアライアンスゴールド資格保持でエコノミークラスに搭乗する場合、利用できます。

 NH232便(ブリュッセル→成田)搭乗記

搭乗便基本情報

  • 運航会社: ANA(NH)
  • 便名: NH232
  • 出発: ブリュッセル(BRU) 21:10
  • 到着: 成田(NRT) 15:40+1
  • 所要時間: 11時間30分
  • 区間基本マイル: 6060マイル
  • 機材: B787-8(ボーイング)
  • 搭乗クラス: プレミアムエコノミー
  • 搭乗時期: 2018年春

乗り継ぎの待ち時間

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 今回のフライトはウィーンからの乗り継ぎで利用しました。ブリュッセルには午前中についており、乗り継ぎ時間が10時間ほどありました。この乗り継ぎ時間を利用してブリュッセル市内に観光に出かけていました。乗り継ぎ時間を活用すると、機内持ち込みの荷物だけで身軽に観光できるのでお勧めです。実際に回った観光ルートは

worldwideharikov.hatenablog.com

にまとめています。出発3時間前に空港に戻ると、すでに搭乗する機材が到着していました。

ブリュッセル航空ラウンジ「The Suite」

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 搭乗までの時間はブリュッセル航空のラウンジ”The Suite”で過ごしました。ANA便に搭乗する場合は、ビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスを利用する場合、またはスターアライアンスゴールド資格を保持してエコノミークラスを利用する場合に利用可能です。

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ANAホームページ、ブリュッセル空港の施設案内(https://www.ana.co.jp/ja/es/international/departure/airport/map/bru.html)より

ラウンジは出国審査の後、出発ロビー(3階)の一つ上の階にあります。出国審査を抜けてから5分から10分程度で着きます。

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 中はこんな感じ。落ち着いた内装です。これとは別にソファーなどが置かれたエリアもあります。

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 軽食とおつまみ、サラダ、カップケーキがあります。奥のテーブルにはパンや煮込んだ肉があります。

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 飲み物もソフトドリンクからアルコール類まで充実しています。シャンパンもありますが、出てきてもすぐに空になっていました。

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当然、ビールもあります。冷蔵庫内にケーキのような何かがありますが、何だったか記憶にございません。。。

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機内食もあるのでほどほどにしておきます。

 シャワーはフロントに頼むと利用できました。この時だけなのか、いつもそうなのかはわかりませんが、隣のラウンジ(ダイヤモンドラウンジ)のシャワー室を使うよう指示されました。

ANAのプレミアムエコノミー

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 時間になったので搭乗します。ブリュッセルはフランス語系の人が多いためか、フランス語表記が入っています。

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 機材はボーイングB787-8(169席仕様)です。座席は3列あるプレミアムエコノミーの2列目通路側の席です。座席配置は2-3-2となっており、エコノミークラス(3-3-3)よりも1席分余裕があります。足元は写真のような感じです。ANAB787-8の座席の前後間隔(シートピッチ)は約97cmで、エコノミー席(約79cm)よりも20cm弱広いです。写真に写っていませんが、ちゃんとシートモニターもあります。

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 プレミアムエコノミーの前はビジネスクラスです。ここのバルクヘッド席はやや狭そうに見えます。バルクヘッド席とは写真のように前が座席ではなく壁になっている席です。個人的には好きなのですが、評価は分かれます。行きはエコノミーのバルクヘッド席でした(記事はこちら)。

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プレミアムエコノミーのテーブルは折り畳み式でひじ掛け部分から出すタイプです。

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 出発後1時間30分ほどしてから最初の機内食が出ます。機内食のメニュー自体はエコノミークラスと同じです。

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エコノミーとは異なり、プレミアムエコノミーでは軽食が注文できたり、飲み物のメニューにスパークリングワインなどが追加されていたり、ビジネスクラスのデザートがもらえたりします。今回は2回目の機内食のちょっと前(出発9時間後)くらいに一風堂ラーメンを注文しました。

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ラーメンに続けて二度目の機内食

 その後、2時間程度で成田に到着しました。夜出発して到着すると夕方ですので、機内で軽く寝ておいて帰宅後に家でゆっくり寝ると時差ボケもしにくいです。

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まとめ(感想)

 2018年春にウィーンに出かけた際、ANAのNH232便でブリュッセルから成田へ帰国しました。ブリュッセル航空のラウンジ「The Suite」は落ち着いた雰囲気で食事や飲み物も充実しており、出発までのんびり過ごすにはちょうど良い雰囲気でした。シャワーも隣のラウンジのものですが利用できました。フライトはエコノミークラスで予約していましたが、上級会員特典でプレミアムエコノミーにアップグレードできました。ヨーロッパからの帰国便は2回中2回ともアップグレードに成功していましたので。このサービスが終了してしまうことが残念です。以上、NH232便のレビューでした。

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