2018年夏にドイツのデュッセルドルフから成田までNH210便を利用しました。エコノミークラスで予約していましたが、上級会員向けのアップグレード特典(現在は廃止)によってプレミアムエコノミーにアップグレードされました。機材はB787-9のスターウォーズ特別塗装機で、搭乗や降機時の音楽がスターウォーズのテーマソングになっていました。
NH210便(デュッセルドルフ→成田)搭乗記
搭乗便基本情報
- 運航会社： ANA(NH)
- 便名： NH210
- 出発： デュッセルドルフ(DUS) 20:00
- 到着： 成田(NRT) 14:30+1
- 所要時間： 11時間30分
- 区間基本マイル： 5959マイル
- 機材： B787-9(ボーイング)
- 搭乗クラス： プレミアムエコノミー
- 搭乗時期： 2018年夏
ルフトハンザビジネスラウンジ
ANAホームページ、デュッセルドルフ空港の施設案内(https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/departure/airport/map/dus.html)より
デュッセルドルフ空港ではルフトハンザ航空のラウンジを利用できます。ラウンジはビジネスクラス用のルフトハンザビジネスラウンジと、ファーストクラス利用者やスターアライアンス上級会員用のルフトハンザセネターラウンジがあります。ルフトハンザのラウンジにはファーストクラス専用ラウンジもありますので、セネターラウンジはファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジの中間のようなラウンジです。
NH210便搭乗時の場合、セネターラウンジはスターアライアンスゴールド会員資格(ダイヤモンド、プラチナ、スーパーフライヤーズ)所持で入室できます。ビジネスクラス利用者はビジネスラウンジが指定されます。ビジネスラウンジはスターアライアンスゴールド会員資格所持の場合でも入室できます。日本発便とは異なり、プレミアムエコノミーで搭乗するだけだとラウンジは利用できませんのでご注意ください。
当時はANAのプラチナメンバーだったのでセネターラウンジも利用可能でしたが、このときの旅程ではビジネスクラス利用(ANA特典航空券で発券)の両親と同行していたので、それにあわせてビジネスクラスラウンジへ行きました。
デュッセルドルフ空港のラウンジはシェンゲン協定エリア内にあります。一方、NH210便のようにシェンゲン協定エリア外に出るフライトの搭乗口は出国審査後にあります。ラウンジを利用する場合は出国審査を通過してしまわないように注意が必要です。なお、デュッセルドルフ空港のシェンゲン協定域外用搭乗エリアはとても狭く、お店もコンビニのようなものが一軒あるだけなので、シェンゲン協定域内エリアで待っていたほうが時間はつぶしやすいです。
ビジネスクラスラウンジはそれほど広くはないですが、紅茶やコーヒー、ジュースなどと軽食やおつまみ、ビールなどのアルコール飲料はそろっています。
個人的にはヨーロッパのビールのほうが日本のビールよりも飲みやすくて好きです。
食べ物は軽食程度のものがあります。夕食にするには少し物足りないです。ただ、NH210便の場合は出発後すぐに機内食が出るのであまり問題はないでしょう。
スターウォーズ特別塗装機
当時のNH210便は現地を20時発でした。現地滞在最終日の遅い時間まで観光に使えるありがたいスケジュールです。
ANAホームページ、機種・シートマップ(https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/departure/inflight/seatmap/detail/b787_9.html)より
今回の機材は行きのNH209便と同じ、B787-9の215席仕様機でした。ビジネスクラスはフルフラットシート搭載です。行きはビジネスクラスに搭乗していました。搭乗記はこちら
worldwideharikov.hatenablog.com
機材はスターウォーズの特別塗装機でした。特別塗装機だと搭乗時や降機時の音楽がスターウォーズのテーマ曲だったり、搭乗時に搭乗記念のカードがもらえることもあります。ビジネスクラスに乗っていた両親によると、ヨーダの人形が空席に座っていたそうです。別の機会に乗ったときにはC3-POとR2-D2が搭乗時と到着時に挨拶放送してました。
スターウォーズの特別塗装機は国際線機材だと今回のR2-D2のほかにB777-300ER(BB-8塗装)があります。国内線だとB777-200型機(C3-PO塗装)で運行されています。B767-300型機の特別塗装機もありましたが現在は通常塗装に戻されています。
今回はエコノミーで予約していましたが、上級会員向けのアップグレード特典でオンラインチェックイン時のアップグレードに成功しましたので、プレミアムエコノミーです。なお、オンラインチェックイン時のアップグレード特典は残念ながら現在は廃止されています。ANAの上級会員の特典についてはこちらにまとめています。
worldwideharikov.hatenablog.com
欧州から日本への便は2回中2回ともアップグレードできていたので残念です。
プレミアムエコノミーの食事
離陸後2時間くらいで食事が出ます。離陸後と着陸前の食事は、プレミアムエコノミーとエコノミーで同じです。洋食の「ビーフシチューマッシュポテト添え」を選びました。
食後にはアイスクリームも出ます。
アイスクリームが出てきてから30分後くらいにビジネスクラスのデザートの提供があります。これはエコノミークラスにはないサービスです。ビジネスクラスのデザートが出た後あたりから2回目の機内食までの間は、プレミアムエコノミー用のメニューを注文できます。
プレミアムエコノミー用のメニューには軽食やビジネスクラスで提供されているアルコール類があります。この時は軽食として一風堂とコラボしたカップ麺が選べました。飲み物としてはシャンパンやワイン、梅酒などが選べます。
出発から8時間30分後ごろに二度目の機内食が出ます。和食の「和風ハンバーグ」を選びました。朝食にしてはやや重めですが、日本時間的には昼食になるので良いということでしょうか。
成田に到着しました。成田では沖止めだったので、間近で特別塗装機を見れました。
まとめ(感想)
NH210便をデュッセルドルフから成田までプレミアムエコノミークラスに搭乗しました。機材はスターウォーズ特別塗装機で、搭乗時の音楽がスターウォーズのテーマになっていたり、ヨーダの人形がいたりと、スターウォーズ好きにはたまらない機材だと思います。2020年3月には契約が終了し、通常塗装に戻されると予想されるので、乗れるチャンスはあとわずかかもしれません。
プレミアムエコノミーでは軽食やビジネスクラスのアルコール飲料、デザートが提供されます。また、アメニティやスリッパの配布があるなど、エコノミークラスよりも若干サービスが良くなっています。ただ、値段もエコノミークラスの2倍程度のことが多いので、安いエコノミークラスがなければ選択肢に含めても良いと思います。以上、NH210便の登場記でした。
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