個室感がすごい座席で帰国 NH806(バンコク→成田)ビジネスクラス搭乗記

 2022年夏にANAのNH806便(バンコク→成田)をビジネスクラスで利用しました。このフライトは行きと同様アップグレード不可運賃のエコノミーで予約していましたが、ダイヤモンド会員の特典を利用することでビジネスクラスへのアップグレードに成功しました。機材はB787-9型機、ビジネスクラスはフルフラットになるANAスタッガードが採用されています。所要時間は6時間20分で、バンコクを早朝出発、夕方に成田に到着します。食事は朝食のみで、到着前に正規の食事はありません。代わりにビジネスクラスでは軽食をいつでも注文できるので、昼食は好きなタイミングで軽食を注文する形になります。

NH806便(バンコク→成田)搭乗記

搭乗便基本情報

  • 運航会社: ANA(NH)
  • 便名: NH806
  • 出発: バンコク(BKK) 7:00
  • 到着: 成田(NRT) 15:20
  • 所要時間: 6時間20分
  • 区間基本マイル: 2869マイル
  • 機材: B787-9(ボーイング)
  • 搭乗クラス: ビジネス
  • 搭乗時期: 2022年夏

長蛇の列をすべて飛ばしてチェックイン

 午前4時に空港に到着。公共交通機関は動いていないので、空港までは配車アプリgrabを利用。深夜でも意外とすぐに配車されました。便利です。

早朝にもかかわらずチェックインカウンターは長蛇の列。写真の範囲外までずっと続いていました。

が、ダイヤモンド会員は専用のチェックインカウンターがあるので、この長蛇の列をすべて飛ばして最初にチェックイン手続きをしてもらえました。ダイヤモンド会員特典のアップグレードポイントを使ったアップグレードも成功しました。有償のビジネスクラスがほぼ満席であきらめていたので、これはうれしい。しかもまさかの最前列1A席です。

保安検査も優先レーンで通過できますが、少し遠いので普通のレーンのほうが早いかもしれません。

サクッと保安検査を終え、出国して制限エリアへ。バンコク・スワンナプーム国際空港にはたくさんラウンジがありますが、時間が早いこととコロナの影響で、使える場所は限られていました。ラウンジの紹介はこちら

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個室感がすごい1A席

ラウンジから出ると夜が明けていました。今回お世話になる機材はB787-9型機。

ANAホームページ、機種・シートマップ(https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/prepare/seatmap/international/b787_9/)より

ANAのB787-9型機には長距離仕様と中距離仕様の二種類があります。今回は中距離仕様で、座席はビジネスクラス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席となります。中距離仕様のほうが座席数が多いですが、個々の座席のスペックに違いはありません。

今回指定されたビジネスクラス最前列の1A席です。この席は前方通路側が壁になっているため、他の座席と比べて個室感がすごいです。

座るとこんな感じ。ネガティブな言い方をすると圧迫感が強い。

前方通路側にこんな感じで壁があり、視線が切れます。

座席から通路側を見てもほかの席が見えません。

座席の細かい仕様は往路で利用したB787-10とだいたい同じ。往路の搭乗記はこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

東南アジアの景色を眺めつつ朝食

ウェルカムドリンクにジュースをいただきました。

バンコク・スワンナプーム国際空港はタイ国際航空の本拠地でもあるので、タイ国際航空の機体がたくさん並んでいます。

離陸。行きは夜中で景色は見えませんでしたが、今回はよく見えます。

街を離れてカンボジアの上空を通過。頑張ればアンコールワットも見えるみたいです。

その後、ベトナムを通過して南シナ海へ出ます。

南シナ海に出る少し前に朝食。和食を選びました。温かい緑茶がうれしい。

お昼ご飯にラーメン

 朝食後は座席をフルフラットにしてくつろいでいました。窓を見上げるというのもビジネスクラスでないとできない経験

あっという間に沖縄まで戻ってきました。

公式な食事は朝食のみなので、お昼ご飯にラーメンを注文。行きにも食べた一風堂の限定ラーメンです。軽食はほかにもサンドイッチやカレーが注文できます。

食後にアイスもいただきました。

かなりスムーズになった入国手続き

到着1時間前、チョコレートとポストカードをいただきました。コロナ禍中は暇していたフライングホヌは2023年10月からついに3機すべてが投入され、12月には成田―ホノルルの2往復すべてがフライングホヌでの運航になります。

www.anahd.co.jp

千葉の海岸線が見えてきました。まもなく到着。

成田空港B滑走路へ着陸。この日はフライングホヌの運航日だったようで、1機スポットに入っているのが見えました。

到着。前回、ウィーンから到着した際にはここから2時間ほどかかりましたが、この時期には出発前にPCR検査を受けており、ワクチン接種済みの場合、到着時の抗原検査が不要になっており、到着後の手続きにかかる時間はかなり短くなっていました。前回の到着時の記事はこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

 ダイヤモンド会員用のチェックインカウンターを利用するとファーストクラスタグが付くため荷物もすぐに出てきます。到着ロビーに出るまで20分ほどでした。利用客もかなり増えてきていました。

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まとめ(感想)

 NH806便のビジネスクラスをバンコクから成田まで利用しました。早朝にもかかわらず、チェックイン開始時には長蛇の列ができていました。その列をすべてすっ飛ばしてチェックインを完了、アップグレードも成功と、ダイヤモンド会員の力を実感できるフライトでした。今回利用した1A席は通常でも個室感のあるビジネスクラスの中でも周りに壁が多くプライベート感が増して最高でした。新型コロナのワクチン接種をしていても出発前にPCR検査が必要な時期でありましたが、到着時の検査が簡略化されており、到着から入国まではかなりスムーズになっていました。以上、NH806便搭乗記でした。

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