訳アリでコロナ禍でもほぼ満席の日本路線 SQ12(シンガポール→成田)エコノミークラス搭乗記

 2022年春にシンガポール航空を利用してウィーンまで行きました。今回は帰国フライトの最終区間(シンガポール→成田)で利用したSQ12便の搭乗記です。行きに利用したSQ637便が空席だらけだった一方で、このSQ12便はコロナの入国制限があるにもかかわらずほぼ満席でした。これはこの便が経由便で最終目的地のロサンゼルスまで移動する人が大半だったためでした。成田到着後は日本入国者とロサンゼルスまで利用する人で別れて降機しましたが、日本入国者はやはり少なかったです。当時はまだ日本到着後に抗原検査が必須だったため、降機からロビーまでは2時間ほどかかりました。

SQ12便(シンガポール→成田)搭乗記

搭乗便基本情報

  • 運航会社: シンガポール航空(SQ)
  • 便名: SQ12
  • 出発: シンガポール(SIN) 9:25
  • 到着: 成田(NRT) 17:30
  • 所要時間: 7時間5分
  • 区間基本マイル: 3312マイル
  • 機材: B777-300ER(ボーイング)
  • 搭乗クラス: エコノミー
  • 搭乗時期: 2022年春

ラウンジでシャワーを浴びてから搭乗口へ

 シンガポールまで利用したSQ25便は朝7時前に到着。乗り継ぎ時間は2時間半程度なので、とりあえずラウンジでシャワーを浴びてから搭乗口へ向かいます。シンガポールチャンギ空港のスターアライアンスゴールド会員向けラウンジは、2022年にリニューアルされ、シャワーが利用できるようになりました。詳細はこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

搭乗口でいろいろ配られる

  

 今回はC13ゲートからの出発。via東京成田となっている通り、この便は成田経由でロサンゼルスまで行きます。

このころは日本入国にいろいろな条件が必要でした。そのため、日本入国者向けにはいろいろと紙が配られていました。相変わらず日本はアナログです。ただ、ウェブで事前に手続きは済ませていたので、特に記入の必要はありませんでした。

機材はこちら。B777-300ER型機。今回の旅程では4回シンガポール航空を利用しましたが、すべて違う機材でした。

他社よりも余裕のあるエコノミークラス

シンガポール航空ホームページ(https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/flying-withus/our-story/our-fleet/)より

 シンガポール航空のB777-300ER型機の座席配置はこんな感じ。エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネス、ファーストの4クラス制です。

B777-300ER型機のエコノミークラスは、多くの航空会社で3-4-3の配列を採用していますが、シンガポール航空は3-3-3の配列となっており、少し余裕があります。

後部2列は二人掛けになっています。

シートモニターは基本的には他機種とそれほど変わりません。USBポートやカップホルダー付き。リモコンにも画面がついています。

足元もやや広めですが、座席に座ったまま隣の人が通り抜けるには少し狭い印象。

テーブルは鏡付き。

機内エンターテイメントは日本語を含め様々な国の言語に対応しています。

座席下にはユニバーサルタイプの電源があります。

日本線らしい機内食

 出発します。今回4回目のシンガポールツアー安全ビデオ。

行きの成田→シンガポールとは異なり、ほぼ満席です。日本人は少なく、ほとんどの人はロサンゼルスまで行くようです。乗り継ぎ需要の高さがよくわかります。行きに利用した成田→シンガポールの搭乗記はこちら

worldwideharikov.hatenablog.com

出発から1時間程度で機内食が来ました。焼きそばです。メニューの表記はYaki Soba with Pork and Gingerでした。もう少し説明加えないと日本以外の人には何かわからない気がします。飲み物はシンガポールスリングをオーダー。やはりおいしい。

食後にコーヒー。ほんとは紅茶を頼んだつもりでした。機内食はこれで終わり。あとは到着までのんびり過ごします。日本路線はぎりぎり二回目の機内食が出ない範囲なので、少しお腹がすくかもしれません。

到着してからが長かった

伊豆諸島が見えてきました(おそらく利島)。成田までもうすぐです。

成田に到着しました。降機は成田が目的地の人とロサンゼルスが目的地の人で別れていましたが、やはり成田で降りる人はかなり少なかったです。通常であればここから長くても30分程度で外に出られるのですが、当時はまだ到着時に抗原検査が必要でした。

入国書類の確認をし、抗原検査用の検体を取り、結果が出るまで待機。全部で2時間ほどしてからようやく検疫クリアの証明をもらえました。ここで引っ掛かると強制隔離でしたので、結果を待つ間はドキドキしました。検査を待っている間に乗ってきたSQ12便は最終目的地のロサンゼルスへ向けて出発していきました。

スポンサーリンク

 

まとめ(感想)

 シンガポール航空でシンガポールから成田までエコノミークラスを利用しました。シンガポール航空のB777-300ER型機のエコノミークラスは比較的広めに作られており、快適でした。ただ、この便は最初の機内食が出てから到着まで食事が出ないので、途中で少し空腹気味になるかもしれません。この便は経由便で最終目的地がロサンゼルスだったため、行きに利用した成田→シンガポールとは異なり、ほぼ満席でした。実際に日本で降りる方は少なく、ほとんどの人はロサンゼルスまで利用していたようでした。日本到着後は抗原検査をして結果を待つ必要があったので、降機から入国まで2時間以上かかるという、今では信じられないような状況でした。まあこれもよい思い出ですね。以上、SQ12便の搭乗記でした。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク