2019年末にクアラルンプール国際空港から羽田までNH886便を利用しました。クアラルンプール国際空港におけるANAの指定ラウンジはマレーシア航空ゴールデンラウンジ(サテライトターミナル)です。クアラルンプール国際空港はマレーシア航空の本拠地だけあって、サテライトターミナルにある他のどのラウンジよりも広いです。また、飲み物や食べ物も充実していました。ラウンジ内の様子について、詳しく紹介してみたいと思います。
クアラルンプール国際空港マレーシア航空ゴールデンラウンジの紹介
2019年末にNH886便に搭乗した際に利用しました。搭乗記はこちら
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ラウンジの場所と利用条件
ラウンジはサテライトターミナルの2階、エアトレイン乗り場の真上にあります。ラウンジ所有者はマレーシア航空です。マレーシア航空はクアラルンプール国際空港を本拠地とするマレーシアのフラッグキャリアです。本拠地のラウンジだけあって豪華です。マレーシア航空はワンワールドアライアンスに加盟しているので、マレーシア航空やJALなど、ワンワールド系の航空会社に搭乗する際は上級会員資格を持っていれば利用可能です。
ANAはマレーシア航空とは異なるアライアンスに属していますが、クアラルンプールではマレーシア航空のラウンジを指定ラウンジとしています。ANA便(NH816, NH886)を利用する場合は以下の条件できます。
- ビジネスクラスで搭乗
- プレミアムエコノミークラスで搭乗
- エコノミークラスにスターアライアンスゴールド資格保持で搭乗
スターアライアンスゴールド資格保持の場合、同じANA便を利用する人を1名同伴できます。ANA便利用の場合、出発3時間前以降でないと利用できませんので、特に乗り継ぎなどで利用される場合は注意が必要です。
なお、同じサテライトターミナルにはスターアライアンス系航空会社であるシンガポール航空(シルバークリスラウンジ、5時30分~21時30分営業)とタイ国際航空(ロイヤルシルクラウンジ、6時~21時30分営業)もあります。ANA便利用の場合、スターアライアンスゴールド会員資格を保持していればこちらも利用可能です。
ラウンジツアー
マレーシア航空の本拠地ラウンジだけあって設備は充実しています。ラウンジに入って正面にソファなどが置いてあります。
右手側にはダイニングエリアがあり、ここのカウンターで麺類を注文できます。
ラウンジの中央部にはライブキッチンがあります。ラウンジで出されている暖かい料理はここで調理しています。コーヒーやサンドイッチなどは直接注文することも可能です。ライブキッチンは羽田空港第2ターミナル国際線のANAラウンジにもできるそうです。
ラウンジに入って左側には窓があり、窓沿いにソファが並んでいます。
窓と反対側にもソファやカウンター席が並ぶエリアがあります。
オープンキッチンを挟んで入口と反対側にもダイニングエリアがあります。
さらに仮眠室や、
ファミリールームもあります。そのほか、利用はしませんでしたがシャワールームもあるようです。イスラム教の方向けのお祈りするスペースもあります。礼拝の時間になるとアザーン(イスラム教の礼拝の呼びかけ)も聞こえます。
食べ物
食べ物は中央のライブキッチン付近にあります。
ライブキッチンのうち、入口と反対側の辺ではサンドイッチやハンバーガー
スープ、パンがおいてあります。
窓と反対側の辺ではホットミールが並んでいます。種類は東南アジアっぽい見た目の料理からスパゲッティまで様々です。
入口側の辺ではサンドイッチのオーダーができます。
メニューはこんな感じ。
こちらが作ってもらったもの。野菜を添えて出してくれました。
写真を撮っていませんでしたが、窓側の辺ではコーヒーを作ってもらえます。
ライブキッチンの入口側の辺のさらに入口側にサラダバーがあります。
サラダバーの隣にはデザートコーナーもあります。飲み物(ノンアルコール)もここにあります。
ヌードルバーではラクサやワンタンメンを注文できます。
こちらが注文したラクサ。あまり辛くはなく、とても食べやすいです。
アルコール類
アルコールはラウンジメインエリアに入る前に左手にあるバーコーナーで提供されます。メニューはないので、適当にバーテンさんに注文するしかないです。
バーコーナーの窓側カウンターからは飛行機が良く見えます。
まとめ
2019年末に利用したクアラルンプール国際空港のマレーシア航空ゴールデンラウンジのレビューをしてみました。マレーシア航空の本拠地ラウンジということだけあって、食べ物や飲み物、その他サービスなどとても充実しています。何度か利用していますが、毎回居心地が良すぎて飛行機に乗り遅れそうになります。前日クアラルンプール市内に宿泊し、チェックアウト後に空港へ移動、ラウンジで2時間程度くつろいでからNH886便に搭乗、という行程で利用しましたが、体への負担も少なくラウンジも楽しめるのでおすすめです。マイル修行などされる方はコロナが落ち着いてから試してみてください。