2019年末にサンフランシスコから成田までNH7便を利用しました。サンフランシスコ国際空港でのANAの指定ラウンジはユナイテッド航空ラウンジ(ユナイテッドクラブ・ユナイテッドポラリスラウンジ)になります。今回はエコノミークラスでの利用のため、ユナイテッドクラブを利用しました。小さめのラウンジなため、このときは日本線の利用者(と思われる人)で大混雑しており、座る場所を探すので一苦労でした。ラウンジ内の様子について紹介してみたいと思います。なお、このラウンジは2020年9月現在、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に閉鎖されています。
サンフランシスコ国際空港ユナイテッドクラブの紹介
2019年末にNH7便に搭乗した際に利用しました。NH7便の搭乗記はこちら
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ラウンジの場所と利用条件
ANAやユナイテッド航空などのスターアライアンス運航の多くの国際線は国際線ターミナルエリアGを利用しています。この区画にはユナイテッドクラブとユナイテッドポラリスラウンジの二つのラウンジがあります。この二つのラウンジは利用条件が異なっています。ANA運航便搭乗の場合は以下の通りです。
ユナイテッドポラリスラウンジ
- ファーストクラス利用者
- ビジネスクラス利用者
ユナイテッドクラブ
- ファーストクラス利用者
- ビジネスクラス利用者
- プレミアムエコノミークラス利用者
- スターアライアンスゴールド資格保持のエコノミークラス利用者
ユナイテッドポラリスラウンジは、2016年12月ごろからユナイテッド航空が始めた新しい上級クラスサービス用のラウンジです。基本的に長距離線をビジネスクラス以上で利用する場合しか利用できず、ユナイテッド航空の上級会員でもエコノミークラスの搭乗では利用不可です。当然、スターアライアンスゴールド資格だけでは利用できません。
一方、ユナイテッドクラブは昔からあるラウンジで、スターアライアンスゴールド資格保持で利用することができます。ユナイテッド航空のビジネスクラス利用の場合、短距離路線(ビジネスクラスがユナイテッドポラリスでない場合)だとこちらが指定ラウンジになるようです。ANA運航便の場合はプレミアムエコノミークラス搭乗でも利用できます。
ラウンジツアー
今回はANA便をエコノミークラス利用(スターアライアンスゴールド資格保持)のため、ユナイテッドクラブを利用します。入口はこんな感じ。
ラウンジは一つ下の階にあります。ここから左手側がラウンジエリアになります。
最初のエリアではソファーが多く設置されています。スタンドや天井の装飾も落ち着いた雰囲気を醸し出しています。左手には仮眠する人むけに照明が抑えられたエリアがありますが、残念ながら横にはなれなかったと思います。
窓際には机もあり、PCで作業する人が多くいました。
もう一つ奥のエリアはダイニングエリアとなっています。ラウンジは小さく、部屋はこの二つだけです。写真の通り、どこも満席でした。NH7便の前後にはユナイテッド航空の日本行路線(ANAの上級会員が多い)が集中していることが原因ではないかと思います。人が少なければ落ち着いたラウンジなんだろうなきっと。
食べ物コーナー
ちょうど朝食の時間帯でしたので、朝食向けのメニューがならんでいました。パンやマフィン、バターやジャム、右奥にはトースターもあります。左側の鍋はオートミールです。
こちらにはヨーグルトと果物、奥にはシリアルがあります。アメリカからの帰国便は朝早くにホテルを出ることが多く、簡単にでもラウンジで食事ができるのはありがたいです。
飲み物コーナー
コーヒーはマシンでいくつか選ぶことができます。紅茶のティーバックもあります。ミルクやお菓子も完備です。
ジュースもコーラにファンタ、スプライト、ミニッツメイドと、アメリカっぽいものがそろっています。
アルコールもありました。ユナイテッドクラブのアルコール飲料はバーカウンターで提供されるイメージですが、ここはセルフサービスのようです。ヒューストンのユナイテッドクラブはバーカウンターでした。ヒューストンのユナイテッドクラブを利用したときの記事はこちら
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まとめ
2019年末に利用したサンフランシスコ国際空港のユナイテッドクラブのレビューをしてみました。ユナイテッドクラブは一時期あまり評判が良くなかったのですが、最近はかなり改善しているように思います。ただ、サンフランシスコのラウンジは規模が小さいので、今回利用したような、日本線の集中する時間帯だとキャパオーバー気味になっていましたので、外で時間をつぶしたほうが良いかもしれません。