2022年春にウィーンを訪れた際の帰国時に利用したウィーン国際空港のオーストリア航空ビジネスクラスラウンジの紹介です。ウィーンはオーストリア航空の本拠地だけあって、比較的単距離路線が多いシェンゲン協定範囲内対象便のラウンジでも設備が充実していました。
ウィーン国際空港オーストリア航空ビジネスクラスラウンジ紹介
2022年春に利用しました。利用した時の搭乗記はこちら
worldwideharikov.hatenablog.com
ウィーン国際空港オーストリア航空ラウンジの場所
ウィーン国際空港にあるオーストリア航空ラウンジは、まずシェンゲン協定範囲内向けと範囲外向けの二種類があります。シェンゲン協定外向けのラウンジは出国審査を超えてすぐの場所にあります。
今回訪問したシェンゲン協定内向けのラウンジは保安検査通過後左手の階段(写真)を上った先にあります。シェンゲン協定外向けのゲート(ゲートG)方向に進むとたどりつけます。少し奥まった場所にあり、出発ゲートによってはラウンジからゲートまでそれなりに時間がかかるので注意が必要です。
こんな感じの通路の先にあります。
ラウンジの種類と利用条件
オーストリア航空のラウンジは以下の3種類あります。
- オーストリア航空ビジネスラウンジ
- セネター/スターアライアンスゴールドラウンジ
- オーストリア航空HON Circleラウンジ
それぞれ利用条件が異なっており、ビジネスクラスラウンジは、
- ビジネスクラス利用者
- Miles & Moreフリークエント トラベラーカードを持つスターアライアンス運航便エコノミークラス利用者
となっており、主にビジネスクラス利用者向けです。また、有料で利用することも可能です。
セネター/スターアライアンスゴールドラウンジは、
- スターアライアンスゴールド会員資格を持つスターアライアンス運航便利用者
となっており、主にスターアライアンスゴールドメンバー向け(シンガポールチャンギ空港のクリスフライヤーゴールドラウンジに近い扱い)です。
HON Circleラウンジは、
- HON Circle カードを持つスターアライアンス運航便利用者
- ルフトハンザまたはスイス航空が運航するドイツまたはスイスから同日出発する乗り継ぎ便のファーストクラス利用者
となっており、ルフトハンザ系マイレージ会員の最上級会員やドイツやスイスからファーストクラスを利用する人向けとなっています。
通常、スターアライアンスゴールド会員資格保持者はセネターラウンジに案内されます。実際にかつて利用した時はセネターラウンジを使いました。その時の記事はこちら
worldwideharikov.hatenablog.com
今回はコロナ禍中の特別運用でセネターラウンジが開いていなかったため、ビジネスクラスラウンジに案内されました。
ビジネスクラスラウンジの紹介
入口は受付右手にあります。
内装
中はこんな感じ。それほど広いラウンジではないですが、設備は充実しています。オーストリア航空らしい赤の椅子が多く置かれています。
テレビコーナーもあります。
それほど広くないラウンジにもかかわらず、仮眠室もあります。
今回利用しませんでしたが、シャワールームもあります。長距離フライトからの乗り継ぎで利用する場合は重宝しそうです。
食べ物と飲み物
食べ物コーナーもとても充実していましたので、紹介します。
温かい食べ物類。朝食時間帯だったので、朝ごはん向けのメニューになっています。
とてもおいしそうなパン。
ヨーグルトにフルーツ。
こちらのコーナーでは自分でパンを切ってサンドイッチを作れるようになっていました。
果物もたくさん。
酒とおつまみも十分な量が準備されています。
ビン入り飲み物。栓抜きもあります。
味付きの水。
コーヒー、紅茶も当然あります。
この時は朝7時10分発のフライトで、市内でご飯を食べる時間はなかったので、ここで朝ごはんにしました。
まとめ(感想)
ウィーン国際空港のオーストリア航空ビジネスクラスラウンジ(シェンゲン協定範囲内)の様子をレビューしました。比較的単距離フライトが多いシェンゲン協定範囲内エリアではありますが、食事や飲み物がしっかり準備されており、シャワーや仮眠室もあるなど、ラウンジのクオリティはかなり高いです。それほど広いラウンジではないので、混雑する時間帯だと人であふれている可能性もありますが、一度寄ってみる価値はあると思います。以上、ウィーン国際空港オーストリア航空ビジネスクラスラウンジ(シェンゲン協定範囲内)のレビューでした。