ANA国内線で座席モニター付き新シート搭載の機材に乗ってみた

 ANAの国内線には2019年秋から全席モニター付きの新シートが搭載されたB777-200型機が導入されています。ちょうど先日乗る機会があったので、レビューしてみたいと思います。

新シート搭載のB777搭乗記

搭乗便基本情報

  • 運航会社: ANA(NH)
  • 便名: NH32
  • 出発: 伊丹(ITM) 16:00
  • 到着: 羽田(HND) 17:10
  • 所要時間: 1時間10分
  • 区間基本マイル: 280マイル
  • 機材: B777-200ER(ボーイング)
  • 搭乗クラス: 普通席
  • 搭乗時期: 2020年1月

新シート搭載機材と旧型の座席配置の違い

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ANAホームページ、機種・シートマップ(https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/departure/inflight/seatmap/detail/722.html)より

新しいB777-200型機(722)のシートマップはこちら。従来の国内線用B777-200型機(772)と比較して、プレミアムクラスが増えています。

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ちなみにこっちが従来の国内線用B777-200型機(772)のシートマップ。新シート搭載機と旧型機の差はプレミアムクラスの数以外ほとんどなく、後ろ側は座席やトイレの配置まで一緒です。外から見ても違いはありません。

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でも乗ってみるとシートにモニターが搭載されているので、雰囲気は全然違います。

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ANAホームページ(https://www.ana.co.jp)より

予約画面では機種が722となっているものが新シート搭載、772となっているものが旧型です。どっちでも良いのであれば新シート機材(722)を選んだほうがお得です。

座席まわり

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こちらが今回の座席。

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座席の前後間隔(シートピッチ)は従来の国内線機材とさほど変わっていないと思います。

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モニターは11.6インチ。国際線用B787型機のエコノミークラスのモニターは9インチ。プレミアムエコノミーでも11インチなので、かなり大きいです。USBポートもあります。

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テーブルはコップ用の穴があるタイプです。穴がないタイプだと機体が揺れたときに落ちそうなので、穴があるほうが安心です。テーブルは多少前後に動かせます。

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足元前方にはユニバーサルタイプのコンセントもあります。

モニター

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言語は日本語、英語、中国語、韓国語に対応。

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モニターでは映画も見れます。1月は「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」と「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の2作品でした。国際線でも見れる作品でした。ただ、国内線で見ようとすると、時間が足りないかも。

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映画のほかに漫画も見れます。

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音楽チャンネルもあります。

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youtubeの番組なんていうのもありますね。イヤホン/ヘッドフォンは座席に置いていないことには注意点が必要です。イヤホンを搭乗時にもらっておく必要があります。一応機内でも言えばもらえると思います。自分のイヤホンを使っても良いです。

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シートマップもきれいです。

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伊丹から羽田までは所要時間1時間10分。とても短いフライトですので、モニターを触っているとすぐに着陸態勢となりました。

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まとめ(感想)

 ANAが2019年秋から導入しているモニター付きの国内線機材に乗ってみました。モニターは国際線エコノミークラスよりも大型のものが採用されています。フライトマップのほかに映画や漫画も見れるので、国内線での暇つぶしには十分の性能です。個人的にはこの機材は台湾や韓国のような近距離国際線にも投入するつもりなのでは?と思っていますが、実際はどうなのでしょうか。台湾や韓国くらいなら足元が狭くても飛行時間が短く気にならないので、今の国際線機材よりもモニターがきれいで大きい分こっちのほうが良いかもしれません。以上、ANA国内線新機材の搭乗レビューでした。

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