香港空港からマカオ市街地まで港珠澳大橋シャトルバスを利用して迷わずに移動する方法の解説

 香港空港からマカオまではいくつか移動手段があります。従来は高速船での移動が主流でしたが、2018年に香港―マカオ―珠海を結ぶ港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし, Hong Kong-Zhuhai-Macao Bridge, 英語略称HZMB)が開通し、これを通るシャトルバスが利用できるようになりました。シャトルバスは24時間運航でピーク時には5分ごとに出ています。しかも高速船よりも安いです。今回は2019年夏に実際に移動した際の体験をもとに、シャトルバスで香港空港からマカオまで移動する方法について、特に迷いやすい部分を中心に解説します。

  • 港珠澳大橋シャトルバスを利用した香港空港→マカオ市街地間移動の手順概要
    • 2019年12月6日追記
  • 1.香港空港からシャトルバスが発着する人工島までの移動
    • Cheong Tat roadバス停への行き方
    • 空港ターミナルの市内行路線バス乗り場への行き方
    • 運賃と運航頻度
  • 2. シャトルバスで香港側人口島からマカオ側人口島へ移動
    • 香港出国とシャトルバスのチケット購入
    • シャトルバスでマカオへ
    • マカオ入国
  • 3. マカオ側人口島からマカオ市街地へ移動
  • まとめ
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香港インタウンチェックインの利用条件と利用方法

 香港空港を出発する便を運航する多くの航空会社はインタウンチェックインに対応しています。これは、飛行機の出発前日または当日に香港市内のエアポートエクスプレスの駅で飛行機のチェックインと荷物の預け入れできるサービスです。利用条件は空港までエアポートエクスプレスを利用することだけです。インタウンチェックインを利用すると、香港出発日の朝にホテルをチェックアウトした後、インタウンチェックインで大きな荷物を預けてしまい、身軽に市内観光をしてから空港へ行く、ということができ、時間と体力を有効活用できます。この香港のインタウンチェックインについて解説します。

  • インタウンチェックインの場所と条件
    • 場所
    • 利用条件
    • チェックイン可能時間
  • 実際にやってみた
  • まとめ
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香港から深夜便で帰国。NH822(香港→羽田)エコノミークラス搭乗記

 2019年夏に香港・マカオに旅行しました。香港からの帰国にはANAのNH822便羽田行をエコノミークラスで利用しました。この便は香港を深夜に出発し、羽田に早朝到着します。日中は香港市内で観光し、夕食まで食べてから空港に行っても間に合います。所要時間が4時間程度なので、機内で寝れる時間は短いです。機内食は到着前の朝食のみです。座席はエコノミークラス最前列窓際のバルクヘッド席を選びました。バルクヘッド席は前にパーティションや壁がある席で、椅子がない分座席前の空間が広いです。人によって好みが分かれますが、個人的には好きな座席です。

  • NH822便(香港→羽田)エコノミークラス搭乗記
    • 搭乗便基本情報
    • 行きと全く同じ機材
    • 窓際バルクヘッド席
    • 離陸後のサービスはなし
    • 到着前に朝食が出るが・・・
  • まとめ(感想)
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壁にぴったりついた座席で香港へ。NH809(成田→香港)エコノミークラス搭乗記

 2019年夏に香港・マカオへ旅行に行きました。ちょうど香港の民主化デモが激化する直前でした。香港まではANAのNH809便(成田→香港)のエコノミークラスを利用しました。朝成田を出発して香港には昼過ぎに到着します。香港までの所要時間は4時間40分、西行きですので偏西風の強い時期だと5時間ほどかかります。座席はエコノミークラス最後部で、壁にぴったりついた座席でした。しまった!リクライニングできない!と思っていましたが、実は座席自体が前にせり出す形でリクライニングできます。ただ、そのことに気が付いたのは帰国してからでした。

  • NH809便(成田→香港)搭乗記
    • 搭乗便基本情報
    • ラウンジで朝からカレー
    • エアージャパンとのコードシェア便
    • 壁にぴったりついた座席
    • 機内食で再びカレー
  • まとめ(感想)
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ANA上級会員の特典と上級会員になる条件のまとめ

 ANAのマイレージサービスであるANAマイレージクラブにはブロンズメンバー、プラチナメンバー、ダイヤモンドメンバー、の3種類の上級会員資格があります。上級会員資格は毎年1月から12月までの搭乗実績に応じて与えられます。上級会員資格を取るための条件や上級会員のメリットについてまとめてみます。

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デルタ航空上級会員資格とその獲得方法まとめ

 デルタ航空のマイレージプログラム、スカイマイルの上級会員資格は主に3種類の方法で取得できます。一つ目はデルタ航空やデルタ航空提携各社の飛行機に乗ること、二つ目は他の航空会社の上級会員資格を所持してステータスマッチプログラムを利用すること、最後はデルタアメックスゴールドカードというクレジットカードを持つことです。それぞれの手段での上級会員資格所得方法について解説します。

  •  デルタ航空の上級会員制度
  • デルタ航空上級会員資格の獲得方法
    • 搭乗ポイントで取得する
      • MQM
      • MQS
      • MQD
      • 有効期限
    • ステータスマッチプログラム
    • デルタアメックスゴールドカードを所持する
  • まとめ
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シンガポールーニューアーク直行便プレミアムエコノミーの座席指定について

 シンガポール航空が運航するシンガポール―ニューヨーク(ニューアーク)間の直行便、SQ22/SQ21便にはA350-900ULR型機が投入されています。この機材の座席はビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスの2クラスで構成されています。プレミアムエコノミークラスの座席配列は2-4-2ですが、最後部3列は1-4-1という配列になっており、窓側は独立席になっています。この独立席のレビューと独立席の指定方法について現在得られている情報を整理します。

  • 世界最長フライト
  •  A350-900ULR型機プレミアムエコノミークラスの座席
  • 独立席を指定するには?
  • まとめ
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ANAが新規就航する成田―チェンナイ線とチェンナイ空港の情報まとめ

 2019年10月27日からANAが成田―チェンナイ線を開設します。チェンナイはインド南部の都市です。インドにおいてANAはデリーとムンバイに成田から就航しており、チェンナイは3番目の就航都市です。世界では45番目の就航都市です(貨物便を含めると46番目)。就航までまもなくとなりましたので、このチェンナイ線とチェンナイ空港の情報をまとめてみました。

  • チェンナイの簡単な紹介
  • ANA成田―チェンナイ線
    • スケジュール
      • NH825
      • NH826
    • 機材はB787-8
    • 運賃とプレミアムポイント
      • エコノミークラス Super Value
      • エコノミークラス Value
      • プレミアムエコノミークラス Super Value
      • プレミアムエコノミークラス Value
      • ビジネスクラス Super Value
      • ビジネスクラス Value
    • チェンナイからの乗り継ぎ
  • チェンナイ国際空港
    • チェンナイ国際空港概要
    • ラウンジ
    • 空港アクセス
  • まとめ
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コスパの良いANA国際線航空券の予約クラスはどれ?運賃種別と予約クラスの解説

 ANAの国際線航空券のルールや運賃は、運賃種別と予約クラスによって概ね決まります。同じエコノミークラスの座席でも、運賃種別や予約クラスが違うと、航空券の予約変更や払い戻しの可否、運賃などが異なっています。具体的にどの程度運賃や条件が違うのか、どの予約クラスがコスパが良いのかをANAの東京―シンガポール線(日本発券)を例に解説してみます。

  • 運賃種別と予約クラス
    • 運賃種別
    • 予約クラス
  • コストパフォーマンスの良い予約クラスは?
    • 各予約クラスの運賃とマイル積算率
      • エコノミークラス
      • プレミアムエコノミークラス
    • エコノミーよりも安いプレミアムエコノミー
    • マイル修行をするなら
    • 有料事前座席指定は得なのか?
    • プレミアムエコノミー往復か、エコノミー+ビジネスか
    • 早く予約したほうが安いのか?
  • まとめ
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弾丸旅行の締めは非常口席利用で深夜便。NH804(シンガポール→成田)エコノミークラス搭乗記

 2017年春に1泊4日でクアラルンプールとシンガポールをめぐる弾丸旅行をしました。まず羽田を深夜便で出発し、クアラルンプールに朝に到着、同日夜にクアラルンプールを出発しシンガポールへ。シンガポールで1泊したのち、深夜便で成田へ帰国します。この記事はこの弾丸旅行の最後のフライト(シンガポール→成田)の搭乗記です。シンガポールを深夜に出発するANAのNH804便のエコノミークラスを利用しました。所要時間は7時間程度です。機内食は朝食のみですが、離陸前か離陸直後にお菓子と水の入った袋がもらえます。座席は非常口席を指定しました。非常口席は前方に何もないため、自由に席を立てるのですが、足を置くところが無くて落ち着きませんでした。このフライト以降非常口席は使っていません。
 フライト前はシンガポール航空のクリスフライヤーゴールドラウンジを利用しました。このラウンジは、スターアライアンスゴールド資格所持者がエコノミークラスで搭乗する場合に利用できます。エコノミークラス搭乗者が対象であるにもかかわらず、飲み物や食事が充実しています。トイレとシャワーがない点が残念です。せめてトイレだけでもラウンジ内にほしいですね。

  • NH804便(シンガポール→成田)搭乗記
    • 搭乗便基本情報
    • チェックインを済ませてラウンジへ
    • 非常口座席
  • まとめ(感想)
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スターアライアンスゴールドの恩恵?でアップグレード SQ119(クアラルンプール→シンガポール)プレミアムエコノミー搭乗記

 2017年春に1泊4日でクアラルンプールとシンガポールをめぐる弾丸旅行をしました。まず羽田を深夜便で出発し、クアラルンプールに朝に到着、同日夜にクアラルンプールを出発しシンガポールへ。シンガポールで1泊したのち、深夜便で成田へ帰国します。この時の2回目のフライト(クアラルンプール→シンガポール)の搭乗記です。利用した便はシンガポール航空のSQ119便です。2017年当時、就航したばかりのA350-900型機が投入されていたので、この便を選んでみました。スターアライアンスゴールドの恩恵なのか、エコノミークラスで予約していましたが、プレミアムエコノミーの座席でした。座席指定したときは普通の座席だったのでアップグレードされていたようです。誰も言ってくれないので座席につくまでアップグレードされた事実に気が付きませんでした。
 シンガポールまでの所要時間は1時間、羽田―名古屋(中部国際空港)間と同じくらいです。エコノミークラスだと機内食はなく、パック入りのジュースがもらえるだけです。機内食が出てきたところでゆっくり食べる時間はないですけどね。

  •  シンガポール航空の簡単な紹介
  • SQ119便(クアラルンプール→シンガポール)搭乗記
    • 搭乗便基本情報
    • チェックイン
    • シルバークリスラウンジ
    • 座席の前で初めてアップグレードに気付く
    • シンガポールへ
  • まとめ(感想)
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羽田深夜便で弾丸旅行 NH885(羽田→クアラルンプール)エコノミークラス搭乗記

 2017年春に1泊4日でクアラルンプールとシンガポールをめぐる弾丸旅行をしました。まず羽田を深夜便で出発し、クアラルンプールに朝に到着、同日夜にクアラルンプールを出発しシンガポールへ。シンガポールで1泊したのち、深夜便で成田へ帰国します。この記事はこの弾丸旅行の最初のフライト(羽田→クアラルンプール)の搭乗記です。ANAのNH885便のエコノミークラスを利用しました。座席は最前列のバルクヘッド席を指定しました。窓際でしたが前に座席がないので座席前方の空間が広く、比較的容易に通路側にアクセスできます。おかげでとても快適でした。

  • NH885便(羽田→クアラルンプール)搭乗記
    • 搭乗便基本情報
    • まずはラウンジで夕食
    • 窓際バルクヘッド席
    • 到着後に備えて寝る
  • まとめ(感想)
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クアラルンプール早朝発の成田行きで帰国。NH816ビジネスクラス搭乗記

 安売りされていたANAのビジネスクラスを利用して、2017年夏にマレーシアのクアラルンプールへ旅行しました。クアラルンプールまでは羽田深夜発便(搭乗記はこちら)を利用しましたが、帰りはクアラルンプール早朝発の成田便を利用しました。当時のクアラルンプール―成田線は240席仕様のB787-8型機で運行されており、ビジネスクラスの座席はANAビジネスクレードルでした。フルフラットにはなりませんが、座席幅や前後間隔が十分広く快適でした。機内食は離陸後すぐの朝食だけですが、ビジネスクラスの場合は好きな時間にカレーやラーメンなどの軽食を注文できます。

  • NH816便(クアラルンプール→成田)搭乗記
    • 搭乗便基本情報
    • 空港前のホテルで前泊
    • プラザプレミアムラウンジ
    • ANAビジネスクレードル
  • ANAクアラルンプール線のセール
  • まとめ(感想)
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セールで買った羽田深夜便ビジネスクラスでクアラルンプールへ。NH885搭乗記

 2017年夏にマレーシアのクアラルンプールに旅行しました。利用したのはANAのNH885便で、羽田を深夜に出発し、クアラルンプールに翌朝到着します。今回はビジネスクラスがプレミアムエコノミーと同じくらいの値段で売られていたので利用してみました。ANAの羽田―クアラルンプール線のビジネスクラスのシートには、フルフラットになるANAビジネススタッガードが導入されています。飛行時間も結構あるので、ビジネスクラスの体験にはちょうど良いです。
 食事は朝食のみで、離陸後の食事はありません。軽食の注文は可能です。朝食は出発5時間後くらい(日本時間で朝4時半ごろ)に出てくるので、ラウンジでがっつり食べて、機内では寝ることに集中するのがよいでしょう。夜のANAラウンジは結構混雑しますので、シャワーを使いたい場合は早めに到着することをお勧めします。今回は2時間30分待ちでした。

  • NH885便(羽田→クアラルンプール)搭乗記
    • 搭乗便基本情報
    • 夜の羽田空港
    • ラウンジで晩御飯
    • 2時間半待ってようやくシャワールームへ
    • ANAビジネススタッガード
    • 食事は基本的に到着前のみ
  • ANAクアラルンプール線のセール運賃
  • まとめ(感想)
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デルタ航空ステータスマッチチャレンジの申請方法と注意点

 デルタ航空にはスカイマイルステータスマッチチャレンジというプログラムがあります。これは、デルタ航空と提携していない航空会社で上級会員資格を保持する人に対して、デルタ航空の上級会員資格を3か月間付与するプログラムです。この3か月の間に条件を満たすと上級会員の期間をさらに延長できます。実際に私もステータスマッチを利用してデルタ航空の上級会員になり、ニューヨークとカリブ海のセントマーチン島を往復するフライトを利用しました。この時には往復ともに座席がビジネスクラス相当のデルタファーストに搭乗3日前の時点でアップグレードされていました。今回はステータスマッチチャレンジの申請方法や注意点、書類の再提出を求められた場合の対処法について解説します。

  • デルタ航空の上級会員
  • ステータスマッチチャレンジ
    • 概要
    • 申請条件
    • 申請方法
    • 書類の再提出を求められた場合の対処方法
  • まとめ
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